いよいよ 東京から国のあり方を変える都知事選 公示。
誰しも納得できる政策パッケージ(公約)を掲げて 先行している宇都宮さん。
対するのは、脱原発(今すぐ原発ゼロ)以外 知事になって何をするのかよく解らない、と指摘されてきた細川さん。
心ある選挙民にとってホントに難しい選択だ。当然のことながら週刊金曜日練馬読者会でも参加者によって見方はそれぞれ。25日の1月例会では議論沸騰するのは必至?かもしれない。
練馬読者会1月例会へ。気軽にどうぞ。
週刊金曜日練馬読者会1月例会
日 時:2014年1月25日(土)18時30分から
会 場:練馬区立勤労福祉会館小和室
(大泉学園駅南口徒歩3分)
会 費:会場費
問合わせ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
なんと言ってもこの国を取り仕切っているのは原発マフィア。メガバンク・総合商社・保険・ゼネコン・電機・鉄鋼etc.…が 分け前に与れるのは、電源三法と総括原価方式を源資とする不当利益還元構造ゆえ。これをなんとかしない限り…、そしてそのためにも、フクイチ東電にきっちり責任を取らせない限り、「民が主人公」の未来は見えてこない。
さて、目の前の都知事選。
「都政は原発だけが争点ではない」というのは当然だが、だからといって、実現している"原発ゼロ状態”(原発再稼働問題)から "ハイライト(焦点)”を外すこと、原発問題を相対化することには、反対せざるを得ない。
組織的勝手連?として細川氏を応援する民主党。その支持母体である連合東京が政策協定まで結んで舛添氏支援方針。一方の自民党では、若手のエース小泉進次郎復興政務官が「党を除名された方を応援する大義はない」と舛添氏支援を拒否するという。
そして、「現政権の原発政策は犯罪的」「都知事選に日本の存亡がかかっている」という危機感が、かつて政界再編の先駆けを演じ「林住期」生活を謳歌していた細川氏を動かして、旗を揚げることになった…。細川氏の都知事選公約判明「原発ゼロ」で経済成長図る(朝日新聞デジタル)
そんな構図のこの選挙を、311以降水面下深くで進んでいる保守岩盤の亀裂を顕在化させるまたとないチャンス、と捉えたい。
1000万人署名の鎌田慧さん、脱原発訴訟の河合弘之弁護士など多くの脱原発市民(「脱原発都知事を実現する会」)の結論は、「原発再稼働に反対し、そのまま原発ゼロを最優先政策として掲げる細川氏を支持します。」ということ。( 参照: 田中龍作ジャーナル )
有権者1000万人超に短い選挙期間。何が起こるか分からない。だが、原発マフィア、マスゴミ、その他の勢力が全力で細川バッシングに集中することだけは目に見える。
なにより、《 二人の獲得票をあわせれば勝っていた》などという事態だけ(悪夢)は避けねば…ならない。
(練金術師) ページトップ