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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

民主党は勝ち過ぎか ★ 小選挙区制 → 二大政党の呪縛

2007年08月11日 | 壊憲STOP勝手連
 07参院選で自公与党が大幅に議席を減らし、その責任論やら後がま探しやらで周辺メディアは喧しい限り。
しかし、自公与党が壊憲発議に必要な絶対多数の確保はできなくなったのは事実。で、同時に“たしかな野党”も“護憲のしにせ”も議席を減らす結果となり、民主党のひとり勝ちという結果だ。

それってどうなの?

 メディア報道によれば、小沢民主党代表は「アフガン戦争は、ブッシュ米大統領が国連や国際社会と関係なしに、米国の自衛戦争だと言って始めた」として11月のテロ対策特別措置法の延長を認めない発言を繰り返すばかりか、航空自衛隊をイラクから撤退させるための「イラク復興支援特別措置法廃止法案」を、秋の臨時国会への再提出を(検討する)考えを明らかにしたという。

 一方、第4回会合で、国連平和維持活動(PKO)などで海外に派遣された自衛隊が、“他国部隊も警護”できるよう武器使用権限を拡大すべきだと大筋一致したというアベ政権の“有色者会議”「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は、集団的自衛権行使を認める最終報告を今秋に提出する予定だったが、政府は、選挙後公明党に慎重論が強まったことに配慮したのか、集団的自衛権の解釈変更やこれに伴う自衛隊法・PKO協力法の改正も先送りするという。

 だので、現にインド洋(アフガン)・イラクにでばって日夜戦争荷担しているわが自衛軍をどうするについては小沢民主党の今後のやりかた次第としても

07参院選は明文壊憲も解釈壊憲もそれなりに頓挫させた

とは言える。問題は、小沢民主党のふところ深くに“おぼっちゃまアベの別働隊”前原一派を抱えていることだ。
 この際前原君には、自らの言動に責任をもって欲しい!とだけ言っておく。
(練金術師)


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