さて、素人ちんどんを愉しみつつヒヤヒヤしながら時計を気にしてる。
素人の部は17時半終了、そして近くのグランドプラザで行われる
プロによる「チンドン特別ステージ」も17時半始まりなのだ。
気を抜くとステージに間に合わない、なんてことになりかねず、
17時前から心の中で猛ダッシュへのアップを始める。
幸いにも表彰式と講評をすべて聞きおわり、イメトレどおりに
国際会議場からグランドプラザへ疾走、どうにか間に合った。
・・と思ったら、先ほどまで講評していたはずの林幸治郎先生が
グランドプラザに瞬間移動しているではないか!う~ん、さすがだ!
さて、今年の特別ステージは大阪のちんどん通信社をメインに
大阪、北海道、東北のチンドン屋さんの合同ステージだ。
昨年は東京の合同チームで、無国籍で捉えどころのない音楽だったが
今年はちんどん通信社が中心ということで、”和”の色彩が濃い。
おなじみフミカ姫の妖艶な舞や、バンジョーを三味線風に弾きこなす
ジャージ川口さん、以前音源だけ聴いてすごく本物を観たかった
「愛の言霊」のちんどんバージョンなど、聴かせどころも沢山。
特に今回、私が開眼したのは宮城の「ちんどん塩釜CM社」。
歌舞伎役者の家系というだけあり和装のよく似合う親子だが、
パーカッションをくくりつけたちんどん太鼓から繰り出されるのは
意外にもノリのいいラテン系の本格サウンド。チームテーマの
ラテンムードデラックスみたいな(←曲目失念につき、てきとう)曲と
ルパン三世の主題歌もいいが、他の持ち歌もぜひ聴いてみたい。
外面(キャラクター)と内面(音楽性)双方の醸し出す雰囲気。
さらに舞踊やチャンバラなど、各人の芸達者ぶり。
そして何よりも大事であろう「宣伝」そのものの奥深さ。
やはりチンドンの魅力には計り知れないものがある。
曲名はペレスプラード楽団の「セレソ・ローサ」ですね。
私も初めてこのチームの演奏を聴いたのですが、結構実力派ですね。伸びと音の輝きを感じるラテンでダンスバンドで呼んでも楽しませてくれそうです。
「愛の言霊」聞けて良かったですね。
昨秋の大須で聞いた(見た)、ウッチーのロゴスが所狭しと躍動し、小林さんとマリちゃんのクラ&サックスのコラボは息がぴったしで、最高だったでしょう!
「愛燦々」は演奏されなかったのかなあ?
これも、小林&マリの掛け合いはチンドンミュージックの至宝だと私は感じています。
>YouTuveに塩釜社がアップrされていました。
おお、私も拝見しました。曲名をご教授頂き、ありがとうございます。「セレソ・ローサ」っていうんですか・・曲目失念どころか、そもそも知りませんでした(汗)ヤバイ。
塩釜CM社、いいですよね!
>ダンスバンドで呼んでも楽しませてくれそうです。
ぜひ、お奉行様のままで呼ばれて欲しい(笑)
おかげ様で、生「愛の言霊」を聴けて感激でした。あの曲はフミカ姫の舞とセットだったのですね。面白い曲をチョイスするなあ、と感心しました。
「愛燦々」って、あの愛燦々ですよね?・・はありませんでしたが、フランス語の歌(なんだっけ?)を日本語で朗々と歌われたのが印象的でした。
私もラテンとルパンの2曲しか耳にしておりませんが、いつも出場されている筈なのにノーチェックでした。まさか他の曲やったことなかったりして(笑)
現場を観ていないので想像ですが
♪ケサラサラではないでしょうか?
昨秋の大阪城公園でTAMAさんが歌っていた曲です。
ありがとうございます!
いや~、有名な歌でしたね(恥)
TAMAさんのボーカルは凄味がありますねえ。情感というか情念というか、深みを感じました。
曲のレパートリーはもっとあるのですが、
パレード等では我々の今年の一押し曲を沢山のお客様に聞いていただきたく、
1、2曲でやっております。街中を流すときは
色々やってますので、そちらも是非!
来年以降も今年以上にとがんばって行きますので応援よろしくお願いします。
また、会場で見かけた時は是非声を掛けて下さい。
なななんと、ご来訪ありがとうございます!
>曲のレパートリーはもっとあるのですが、
いやはや大変失礼しました、もちろん冗談です。美しいコスチュームにラテンやジャズのクールな雰囲気をまとった皆様は本当に素敵で、パレードの際もずっと追いかけておりました。
練り歩きではどのようなジャンルを得意とされているのでしょうか?迫力ある演奏に「もっと沢山聴きたい!」と思いましたが、あえて少数精鋭で曲をセレクトされているのですね。ラテンとルパン、どちらも今回最も印象に残った2曲です。トヤマの金さんも最高でした!
遠方在住のため、街中でお会いするという僥倖にあずかれず残念ですが、塩釜CM社様のますますのご活躍を心よりお祈り申しあげます。次回も楽しみにしております。お声がけ&声援を送らせて頂きます!