もう寝ようかなと布団に横になると最初はなんか小さく揺れてる。
見上げるとドレッサーの上の香水瓶の中の液体がゆらゆらゆれてる
ま~たいしたことないか、震度1も無かろうと横になって電気を消そうとしたら、あららららららら
なになにないなになにこの揺れ揺れ揺れ揺れ!
あれあれあれあれあれなにあなになになに収まらないんですけどそれどころかどんどんどんどん酷くなってくんですけど
どっかでなんかが落っこちる音が聞こえた!知らん!たいしたもんじゃなかろう
それよりこの揺れですよ!ぎゃぁぁぁぁぁぁどんどん酷くなるやだやだやだやだこわいこわいこわいこわいこわい
シェイクされてるみたいだ!11年前の3月11日の悪夢が蘇る。
あのときもシェイクされるようなぐるぐる回転するような揺れだった。やだぁぁぁぁぁぁぁ勘弁してちょおおおおおおおおお
なんなのなんなのなんなの?3月に恨みでもあるんか?布団の上に座ってぎゃぁぎゃぁわめき散らしてしまった!
避難するにしてもコロナかもしんない私はどないすりゃいいんじゃぁぁぁぁ!
・・・・とやってたら収まった。2分くらい揺れてた。震度4くらいはあったんじゃないかな。
ただ私の部屋の箪笥は養生してあるからまず倒れてこないから安心できたけども。
落ち着いたところで携帯に着信。長男だった。茨城に出張中なんだ。
長男「大丈夫?」
私「びっくりしたわ、そっちはどう?」
長男「うん、福島が震源だからね。俺震度5なんて初めてだからびっくりしたよ」
私「ああ、そうだ。東京はどうだって?9階だからさぞ揺れたでしょ」
長男「電話したけどさ。この揺れの中二人ほど起きない奴らがいた」
私「そりゃ頼もしいわ。あんたんところも茨城の海岸線だから津波とか大丈夫?」
長男「こっちは大丈夫みたい。上のほう(宮城)とかが危ないんじゃない?」
私「あ~ところで私コロナったみたいなんだ」
長男「なんでなるの?」
私「知らん。まず吐き気がして吐いた」
長男「俺も吐き気が酷かった喉も痛かった」
私「頭痛と下痢と熱寒気喉痛い」
長男「俺も下痢と頭痛と熱が8度以上出た。で、検査キットで陽性だった」
私「ほんじゃ私も限りなく風邪かも知れないけどコロアンティーナかもね」
長男「かもね。今は平気なの?」
私「声は枯れたまま」
長男「じゃお大事にね」
私「ありがと。あんたも気をつけてね」
で、今朝のニュースでかなりな被害を知ったわけです。
長男はまあ仕事の秘密ですが今茨城の海岸沿いの某原子力関連施設で働いています。
その施設の建物の改修工事です。
当然放射性物質も傍にありますが、そこは立ち入り無しで作業ってことになってるけど、今回の地震でそれがどうなってるかどうか判りません。心配です。ものすごく。
数少ない読者の皆さま、日本中で放射性物質を扱ってる施設って原発だけじゃないんですよ!
どこから放射能が漏れ出してるか判りませんから気をつけてくださいね。
それから残念なことにこの地震でお亡くなりになった方が出てしまいましたね。
規模を考えれば一桁は少ないけど、ご家族にとってはかけがえのない存在だったはず。
改めてご冥福をお祈りいたします。