お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

寒いー!

2012-01-11 21:54:48 | ペット
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夕方に雪が降ったらしい。明日も激寒くなるという…
猫もばーちゃんの膝の上で丸くなる。猫と老女って似合うなあ…
となると、私も早く婆さんになりたいもんだで・・・
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絶対変な寝姿…

2012-01-11 01:15:12 | ペット
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猫って柔らかいんですね
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母の帰還

2012-01-11 01:06:21 | 医療とか介護とか
昨日の昼過ぎに長男から電話があった。
嫁さんの父方のお祖母さんが亡くなったとのこと。東北の老人ホームに一人で入所していて、車椅子で過ごされてたそうだけど、昨年、息子達が行った時は、車椅子に乗ってるだけで、何でも自分でやってるらしかった。ヘルパーさんに甘えると呆けてしまうからと、きちんと律して生活を送っていらっしゃる方だったらしいのだが、その後、やはり、多分私の母と同じくらいの年齢だと思うのだけれど(嫁さんも正確なお歳は知らないらしい、まあ、年に一度会う程度の孫なんてそんなもんだろう)腎臓に石が溜まり、手術を受けることになった。当然全身麻酔で。そして手術は終わったが、そのまま寝たきりになってしまった。医療ミスじゃね~か?!とうちの旦那は言うのだが、なってしまったものはもう仕方がないのだ。

この正月に息子夫婦はあちらのご両親と東北の病院に行ったそうだが、酸素マスクを付けて、話しかけてもうなずくだけだったそうだ。

息子曰く、全身麻酔はすごく体力を消耗するらしい。確かに胃カメラ飲むときに「がっつり鎮静剤使ってください!」とお願いしたら、2時間くらい起き上がれなかった私・・・

82歳になる私の母が癌で昨年9月末に右腎臓の摘出手術を受けて、戻って来られたのは、とても運が良かったのかもしれないと考えたらぞっとした。

確かに、私のメンタル関係の主治医に、当時、その話をしたら「すごいわ~お母さん!そのお歳で・・・すごいわ~」としきりに感心されたのだけど、本当にそうだったんだとしみじみ感じた。

だから、手術が済むと無理やり覚醒させられるのだと判った。それはボケてしまってる母も言っていた。看護婦さんに名前を呼ばれて起こされたと。

確かに、術後夕方、ICUに行くと既に母は意識を取り戻して、酸素マスクはしてたけど、付き添いの私にいろいろとオーダーを出してくれた。「喉が渇いた~水飲みたい~」「術後24時間は飲めないんだって。ごめんね」と言って、湿らせた綿で口の中をぬぐう。
「身体の向きを変えて欲しい~」「あ、いいのかな?傷口開いたら困るな。もちっと我慢して」(その後変えてやれた)
「あ~体が落ちちゃった~元に戻して~」ベッドが傾いてるので下に体が落ちてしまったのだ。看護婦さんを呼んで、一旦ベッドを平らにして、下に敷いてあるシーツの小さいのを看護婦さんと二人で持ち上げて、身体を元の位置に戻して、ベッドを傾ける。
「うぐっ気持ち悪い・・・吐きそう・・・」「あ~はいはい、看護婦さん~なんか吐き気があるみたいなんです~」入れ物を持ってきてもらってベッドの枕元に置く。

「肩が凝って痛い~」「あ~同じ姿勢が続いたからねぇ。つらいねぇ。どこ?ここ?どう?(と言って擦る)」
「ああ、そこ、気持ちがいいわ・・・(と言いながら眠ってしまう)」しばらく擦り続けてるとこっちの手や腕が痛くなってくる・・・が母は全然憶えて無いらしい・・・むか!

静かになったので私もサブベッドで横になる。明るいけど何故か眠れてしまう。

夜中に突然母が咳き込む。「苦しい~痰が絡んで苦しい~」あ~これは想定内、看護士さんを呼んで機械で吸い取ってもらうこと2回・・・・

そんなこんなで夜が明ける。

病院の食事コーナーに朝食を食べに行ってる間に母は一般病室に移される。もうマスクも外され、自分で起きてトイレに行かされる・・・・痛み止めは直接脊髄に入れてあるので苦痛が全然ないようだ。心配してた点滴毟りもやらなかったし・・・
今の医療は凄いな~82になろうって婆さんだぜ・・・・と感心してしまう。2日目には普通の食事が出て来るんだもんね・・・・

だけど、今は母の帰還がすごく運が良かったか、母の体力があったのか、麻酔医の腕が良かったのか、全てが揃っていたからそれで済んだのかと、改めて安堵する。そして嫁さんのお祖母ちゃんの不運が悲しくてならない。快くなるために受けた手術が身体の自由を奪い命を縮めた。

同じ腎臓の手術だったのに・・・

母には呆けててもまだ生きていて欲しい。穏やかな時は昔の母に戻る。一緒にいる父はたまらないだろうけど、母が以前、やはり、別の病気で入院した時は、死を覚悟していたし、私は「な~んて男ちゅうのは諦めが早いんだ!」と呆れたけど・・・
私は母が逝ってしまうかもしれないという悲しみと絶望に包まれた父の姿を信じたい。
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