久しぶりに揺れたわ～

そうそう、今朝１０時前に、久々に揺れたわ。西から東に向かって横向きに「ぎっ！」とね。震源地は千葉県北東部だろうな。いきなりＳ波が来たし。と思ったらビンゴでした。震度「2」でした。嬉しそうに書いてるわけじゃないけど、やっぱりたまに揺れないと心配になる。地下にエネルギーでも溜め込んでるんじゃないかと・・・。でもその説も覆されてるみたいでね。東日本大震災だって、その前から群発地震や、かなり大き目の予震（本震並）があって、そのあとてあの凄まじい地震と津波ですもんねぇ・・・。ああ、そうだ・・・２年前に旦那が石巻だか気仙沼だかに社内旅行に行ってるんだけど、そこですごい海鮮丼を食べたらしいけど・・・・津波でそのお店があった場所は跡形も無くなってしまってたのをニュースで見たそうです。お店の人たちは助かったのかな・・・・。助かってればいいけどね・・・・・。

そうそう、５年前に行った五浦海岸の六角堂ですが、見事に津波で流されてしまってました。土台だけ残して・・・・近くにある泊まったホテルは無事だったんだろうか？横山大観美術館は？考えるときりがないです・・・

※追記：五浦観光ホテルは今年１０月から営業再開するそうです。やっぱり被害に遭ってたんだな～。頑張ってください。

聖地巡礼

「マリアンヌ・フェイスフルが嫌いだった」という冒頭の一節でやられました。最近読書あまりしてなかったんですが（いや、怖い話の本とか漫画本とか週刊誌とか原発や放射能関係の本とかは読んでましたが、それだけ読んでりゃ十分か・・・旦那に知られたら料理の本でももっと読めと言われそうですが）本格的な小説は買っても読んでる暇が無くて、ミステリー小説は久々でしたが、ひょんなことから、真梨幸子さんという作家を知り、Ａｍａｚｏｎやｅ－ｈｏｎで何冊か注文しまして、これが最近の著書かな～。読みやすかったというか、ぐいぐい入りました。

マリアンヌ・フェイスフル、私、好きです。ＣＤも持ってます。あと評伝も（全部読んでないんですけど）家柄もよくて妖精のように可憐で美しくて、もうそれだけで世界一幸せになれそうなのに、なのにその堕ちぶれ方が物凄くて、美少女だから必ずしも幸せになれるわけでもなく、美少女であればこそ、破滅が待っていたというか・・・。今は、おばちゃんで、映画にも出てますが、往時の面影は無い貫禄のあるおばちゃんですね。地獄から還ってきた強靭さを持つ、それはそれで波乱の人生のというか、美しく生まれた不幸をバネにして蘇ったというか・・・。ジェーンバーキンとはまた違う意味でかっこいいなと思います。

さて、横道に逸れましたが「聖地巡礼」今流行のパワースポット巡りをモチーフにした連作集です。テーマではなさそうです。聖地に出掛けてもいいことは無かったみたいな話もありますんで・・・ネタバレなのであまり書きませんが、各話の落ちが素晴らしいです。良い作家さんを見つけることができて嬉しいな。サイトもお持ちで、私はそこから彼女に、そしてこの人はどういう作品を書いているのかと興味を持ちました。
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サイトの日記からは窺い知れぬ作品です。