〇 ナゼ野良猫は優遇されるのか?
とあるTwitterで投げかけられていました。
「完全無敵に可愛いからに決まっているやん」というコメントは、残念ながらありませんでしたね。
たぶん、野犬に対して野良猫は生かされる(地域猫として) 選択があることからの疑問でしょう。
※ ノネコという分類は、環境省が奄美用に引っばり出した感があるに一票!
これズバリ「鼠」だと思います。
東京都心部は、野良猫がガッツリ減っています。
並行してではなく右肩上がりに、ネズミが幅を利かせ、近いうちに収集つかなくなるのではないかというくらいヤバイ。
蝿とか害虫もマシマシ。
私は昨年末から、毎日ネズミの死骸を見ます。
昭和にタイムスリップした気分。
ウチの近くでビルの建替えをしているのですが、排水管にウジャウジャ詰まっていたそうですよ、マウスたち(工事関係者 談)
リアル楳図かずおの世界。
はははー、どうするんだろう!?
〇 野犬処分は行政の義務
野犬は、狂犬病の清浄化を保つために捕獲して処分。
社会の安全を守るため行政の役目です。
「かわいそう」と思うならば、現在犬を飼っている ご家庭へ適正飼育をして頂かなくてはエンドレス。
● 不妊去勢手術の徹底
● 放し飼いはしない(室内飼い)
● 鑑札の装着
野犬がいる地域は、昔ながらの飼育方法のままではないかと思います。
新しい情報へ更新をするように啓発しながら、共生できる環境を整えていきます。
人の意識を変えるのは時間がかかります。
〇 保護犬の譲渡について
この状況下で譲渡拡大って正解ですか?
おウチが見つかっても...不妊去勢手術せず放し飼い、もしくは番犬として外飼い。
逸走しても探さない、増えたら遺棄、慣れなければセンターへ持ち込む。
目先のカワイソウを解消した結果、たくさんのカワイソウな命を増やしかねません。
東京都で西日本の野犬を迎えるのは難しいと思います。
東京に野犬はいません、ペットの管理&環境に30年間ほどの開きがあります。
それを埋めるのが先決なのでは?
越境譲渡は人間のエゴ、そうしなくてはならない理由を まず考えてみて下さい。
〇 捨てた人がー!餌やりがー!
無責任餌やりは、禁止してもなくなりません。
大事なのは、問題行動をしている人を代替わりさせないようにすること。
教育が必要です。
その間に野犬が減少していれば、放し飼いも遺棄も少なくなり、野犬ゼロに出来ます。
やはり10年ぐらいかかります。
人の意識を変えていくことで、社会のシステムも変えていかなければなりません。
直ぐに成果は現れないのです。
なんとなく解って頂けるでしょうか?
この方策だと賛同を得にくい→寄付が集まらないのが。
ピースワンコを黙認すれば、不幸な命を増やすことをアシストしてしまうのが。
極論を言えば、殺処分しないと不幸な犬たちはゼロになりません。
現在、野犬として放浪している、センターに収容されている子の大部分は助かりません。
だから野犬を生まないこと、センターへ収容される犬を増やさないことが、大切で最優先されるべきことなのです。
~関連記事~
■ 殺処分を減らすプロセス
■ 野良猫のいない世界へ
■ 出口を見失う保護譲渡拡大
■ ピースワンコに学ぶ無分別の害
■ 命の選択そして繋げ方
■ 殺処分ゼロ教の皆さまへ
■ 殺処分ゼロの歪み
【 ねこてん 公式HP 】