
私、野良猫のいない町に住んでいます。
ゼロじゃないけれど両手で数えられるくらい。
皆んな、地域猫でマンツーニャン待遇。
だから...(cv.吉幾三)
● 保護する猫いねえ
● シェルターいらねえ
● クレームねえ
● 迷惑餌やりいねえ
● 虐待の心配ねえ
● ロードキルがねえ
● 放し飼いねえ
● 遺棄猫もいねえ
それで、ビッグサイト周辺に遠征し地域猫活動をしています。
また、外暮らし以外の困っている猫さん(多頭飼育崩壊や置き去り)を保護できるようになりました。
つまり、入口対策バッチリ。
このタイミングで保護譲渡拡大すれば、余裕が出来て、適正&終生飼養に繋がります。
確実に幸せになる子が増え、殺処分だけではなく不幸な悲しむ命は少なくなります。

港区へ転入して10年、当初はアチコチ合わせれば50頭ぐらいかな、ノラさん。
もともと少ない方だと思います。
これは既に TNR が普及していたため。
私の周りには、現在70歳前後の優秀なボランティアが多勢います。
その方達が、苦労して3桁4桁の不幸な命の連鎖を断ち切って下さったのです。
もちろん、協力してくれる動物病院も広がっていきました。
行政支援は、2年前まで飼い猫&飼い主のいない猫一律に、チョコと手術助成金を出すぐらいで、ボラさんにおんぶだっこ。
ねこだすけの工藤代表と猫 TNR 専門の共生会議が「正解」まで導いて下さったのが大きいと思っています。

今、混迷している愛護ボラさんへ、もう少し具体的に探っていきたいと思います。
「ITC インターナショナルトレーニングセンター」についての投稿。
下記、一部抜粋です。
■ Yamasaki Hiro氏 Facebook
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世界の動物愛護は、獣医師の卵、やる気のある若き獣医師のトレーニングに金と時間を注いでいます。
処分ゼロ、ワースト返上、ミルクボランティアetc...
全部大切なプロセスをすっ飛ばしていますよ。
動物を苦しめる問題の根幹に目を向けましょう。
ほとんどが Pet Overpopulation 過剰繁殖が原因ではないですか?
予防医療を施さない愛護センター建設を容認して、
動愛法35条に基づいた事実上引き取り拒否を知らず、
ガス処分にアレルギー反応を示しながら安楽死の理論と技術を知らない、
NBAー譲渡前不妊去勢を徹底しない
そんな人たちに動物問題は語らせていてはダメです。
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犬の殺処分が8年連続1位の香川県。
このワースト返上のため「保護犬の理解促進」活動でクラウドファンディングがされていました。
30秒間 苦笑い。
これを実行推進しても、殺処分頭数は何ら変わらないと思います。
では、香川県はどうすればワーストを抜け出せるのでしょう。
ご近所で見かける・散歩している・買い物先などで出会う犬について、飼い主さんへ「不妊去勢手術は お済みですか」と聞きます。
ワンちゃんは外出するから楽々、猫は飼っていることを確認しなくてはなりません。
私は、この声かけを30年以上(もう脊髄反射で)やっています。
ビックリするぐらい手術率低いと思いますよ、ワースト1位なんですから。
健康上のメリット(デメリットも)、そして社会的に必要であることを自身の経験を通して伝えます。
信じられない反応が返ってくると思いますよ、ワースト1位なんですから。

とんでもローカルルールで繁殖制限を拒まれた時に『県が殺処分を減らすために低価格で手術してくれています』と促せられたならば。
『不幸な犬を生ませないため尽力してくれる獣医師に一度相談をしてみませんか』と言い渡せるのかどうか。
さあ香川県は、どこに知恵と力とお金を使えば「処分せざるを得ない命」を減らせるのでしょう。
猫殺処分ゼロ継続の千代田区は30年前(地域猫発案ビフォー)から、地道なTNR 活動が行われていました。
人の意識を変えるのには、それだけの時間を要します。
だからこそ、早く正しい道に向って歩き出さねば!
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【 ねこてん 公式HP 】

