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ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

殺処分ゼロより大切なこと

2019-03-03 22:50:14 | ノーキルだけでは救われない命

広島県「動物愛護キャンペーン」

3月中に広島県内の動物病院で、不妊去勢手術をした“ 飼い猫に限り ”キャットフードをプレゼントするというもの。
広島県行政は蟻地獄にハマった模様。

ピースワンコが恐ろしいのは、政治力によって禁じ手を使い、保護犬の命を集金ツールにした「殺処分ゼロビジネス」を成立させてしまったことです。

『殺処分ゼロを目指す』
一見、非の打ち所のないスローガン。
殺処分を快く後押しする者などいないでしょうから。
これを政治家や役人たちが利用するのは想像に難くありません。

動物に関わり、その取り巻く環境に疑問を抱くのは、本当に僅かな人々です。
どうか、耳を澄ませ動物たちの声なき声を聴いて下さるよう お願い致します。


すべての犬に混合ワクチン/沖縄県動物愛護管理センター

個人的には、犬ガン無視の広島より沖縄にビックラこいた (*○o○)
不妊去勢手術とワクチン接種は、保護の最低限必須アイテム。

どちてワクチンだけでドヤ顔してるの?


「その発想はなかった!」名古屋市が『ふるさと納税』で犬の殺処分ゼロ

極めてピースワンコ的。
動物愛護センター発信でも、ダメなものはダメ。

ミルクボランティアの必要のない収容にしなければ、共生社会の夜明けはない。

〈 センター&保護施設のチェック項目 〉
● 収容自体を減らすため繁殖制限の啓発と実施(入口対策)を行っているか?
● 収容頭数の減少を目指す活動(蛇口を閉める)をしているか?



殺処分ゼロが目的となってしまった現在、多くの動物たちが過酷な環境に追い込まれています。
皆さんの見えない所で、苦しみの中にいます。

殺処分ゼロは結果としてあるもので目標ではありません。

1/不妊手術を徹底して無制限に生まれる命を減らす
2/遺棄や虐待される命を最小限に抑える
3/無理のない譲渡が可能な状態にする

今、私たち人間に課せられたミッションは「処分せざるを得ない命」を生まないこと!
「不幸な悲しむ命」を生ませないこと!

~関連記事~
殺処分ゼロの歪み
危険な殺処分ゼロ
殺処分ゼロの犠牲になる命
殺すな!という前に
殺処分推進派と呼ばれて

#ピースワンコ#殺処分ゼロ#多頭飼育崩壊

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殺処分ゼロ教の皆さまへ

2019-02-28 22:15:10 | ノーキルだけでは救われない命


ぶっちゃけ、現状ゼロは無理です。
瀕死の状態で持ち込まれる負傷犬猫がいますので。

事故や病気で行き倒れている子も、動物愛護センターへ収容されます。

離乳前の個体については、直ぐに処分しなければならない理由があります。

お母さんから離され、ひもじく寒いまま息絶えるのを待つよりはという判断です。

5匹のまだ目が開いていない赤ちゃんが、同日に2組収容されたとしましょう。

10匹に3時間おきに授乳、センター職員2名が不眠不休で行わなくてはなりません。
この人たち、過労死しちゃうかも。

だから、真の殺処分ゼロを目指すならば、先んじて達成しなければならないことがあります。
● 外飼・放し飼いゼロ
● 逸走・迷子ゼロ
● 野犬・野良猫ゼロ



所有者のいない犬猫って、全国にン十万以上いるのではないかと云われています。

これらを、全て救え!保護しろ!絶対に殺すな!と現実逃避しているのが、殺処分ゼロ教の方々です。
山路徹氏 Facebook から
殺処分ゼロの歪み

結果、以前にご紹介した tampopo さんの言葉を逆に押し進め、これこそが正義としています。

民間の保護団体やボランティアを、兵隊かなんかと思っているのかしら?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
飼えない人にも飼わせるべき。
保護出来ない人にこそ保護させる。
知識や経験があれば、キャパオーバーの人にもドンドン抱えさせる。
人からの支援に頼っている人に保護させるのは当たり前。
自分が出来ない保護は人に押し付けましょう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
センターへ間断なく入って来る生まれて間もない猫たち。
これをミルクボランティアに育てさせよう!というのが今の流れ。
毎年、毎月、毎日...を延々とですか?

母猫へ不妊手術を一生に一回すれば、乳飲み子はセンターに来ません。
ミルクボランティアも要りません。
「不妊去勢手術の普及」が先ではないですか?

だいたい、全て生かすために必要な経費はどのくらいでしょう。
一頭あたり生涯100万以上かかります。
それに加えて、設備費・人件費モロモロ…しかも、永遠に続くのです。

現在、わが国では「処分せざるを得ない命」があるということ。
この現実を理解しなければ、殺処分をなくすことは叶わないと思います。



殺処分ゼロを望むならば
収容される動物を減らさなければならない

保護を必要とする動物をなくすために
飼い主がいるいないに関わらず去勢避妊手術を徹底する

ペットの頭数制限がされたなら
多頭飼育崩壊や持ち込みが減少する

野良犬猫に手術を施せば
不幸な悲しむ命は増えず やがて一代限りで淘汰される

犬や猫へのバースコントロールが常識となったら
全体の頭数がセーブされる

そのことにより 小さな命への慈しみが広がり 遺棄や虐待が少なくなる

管理可能な頭数にすることで
無理な保護譲渡はしないようになる
今まで譲渡不向きとされた子にもチャンスが訪れる

皆んなにおウチと家族が見つかる
地域の一員としても認められる



10年以上要するかもしれませんが、
保護譲渡活動主体のようにエンドレスではありません。

また、保護施設などハコモノ運営のように莫大な金銭はかかりません。

「殺処分から残らず救う」は無謀です。
まだ「どうしたら殺処分される命を減らせるのか」シンキング段階。

はじめの一歩を踏み出そうとした矢先、ピースワンコに足蹴り喰らい転ばされました。

必死に這い上がろうとしている最中だから...そこんとこヨロシクです ( ΦωΦ )ノ

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どうする?野犬問題

2019-02-27 22:10:03 | ノーキルだけでは救われない命


tampopo さんのTwitter から~
山口県周南市の野犬問題について注意喚起されています。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
飼えない人に飼わせてはいけない。
保護出来ない人に保護させてはいけない。
知識や経験があっても、キャパオーバーの人に抱えさせてはいけない。
人からの支援に頼っている人に保護させてはいけない。
自分が出来ない保護を人に押し付けてはいけない。

一般の人も、個人ボラも、愛護団体も、行政も同じ。
キャパオーバーにさせてはいけない。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
素晴らしい、名刺の裏面に印刷したい!

もう周南は、無法のジャングルみたいになっています。
保護や譲渡だけでは、決して解決しません。

エサやり行為って、やめられない♪とまらない♪カッパえびせん的魔力があるらしい。
イタチごっこ がデフォです。

「不妊去勢手術の徹底」→「頭数を減らす」 →「エサやりする対象をなくす」しかありません。

コレ、虐待対策にもなります。
要は、原因となる野犬や野良猫が存在しなければトラブルはなくなります。

野犬に関しては TNR が出来ないって?
だからといって、増やし続けてイイの?
だったら、どうすれば減らせるの?



ガニング亜紀さんのブログから~
カナダの先住民居留地で成功しつつある野犬対策

処分を回避したいのであれば(全ては無理)、手術+狂注+鑑札で放し飼いしながらの里親探しはどうでしょう。
ただし、厳格なルールと住民の理解が必要になります。

官民一体で進めないと厳しい面があります。
(役所だけではなく市議会へ陳情を)
行政が住民を巻き込んで頭数制限していく感じでしょうか。

3~4年経つと目に見えて少なくなり、それが意識向上に繋がります。
取り組み周知されるまで大変な分、その後の遺棄や事故に関しても監視体制が整います。

保護をするだけ、ましてや県外へ譲渡しているのでは、何も変わりません。



殺処分ゼロを謳う支援の呼びかけには気をつけて下さい。
殺処分ゼロは、寄付集めのキャッチコピーになりつつあります。

● シェルター建設します!
● 収容施設での飼養費(フードなど)を永遠に供給して!
● 全て助けたいから保護譲渡拡大したい!

★ 収容自体を減らすための活動は行っているか?
※ 繁殖制限の啓発と実施
★ 現在の収容頭数と今後の見込みは?
※ 減少を目指さなくてはならない

ピースワンコの4桁抱えて「えー不妊去勢手術カワイソウだもん」は、お話になりません。



保護は、目前の命を救うだけ。
譲渡は、巷に溢れる かわいそうな命を選び幸せにしただけ。

そして、不幸な悲しむ命はなくならない。
増やすのはイージー、減らすのはイバラの道。

適正管理可能な頭数にするため、
不幸な悲しむ命ゼロの未来のため、
「不妊去勢手術の徹底」が最優先される重要課題だと思います ๑•̀ㅁ•́ฅ✧

~関連記事~
野良猫のいない世界へ
梅の花と猫の堕胎手術
殺処分推進派と呼ばれて

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殺処分ゼロがための越境譲渡

2019-02-24 21:45:01 | ノーキルだけでは救われない命


昨夜、テレビのスイッチを入れたら『家族になろうよ』というNHKの番組が映りました。
家族になろうよ

保護犬&猫の特集で、ちょうど里親様を探しているワンちゃんを紹介しているところでした。

スタジオでの動物にかかるストレスは大丈夫なのだろうかと思っていたら、保護猫はシェルターから中継とのこと。

それと、全国放送だろうから譲渡地域はどうなるの?と心配しておりました。

私が見たのは『小さな命を守る会』という町田市の団体。
条件が「東京都・神奈川県にお住まいの方」となってました。
※ 町田は神奈川県寄り

ワンちゃんはシニアが多かったのですが、パッと見て手厚くお世話されているのが解りました。
性格なども、ちゃんとデメリットを伝えられていて好印象。

東京在住の方は、ピースワンコの譲渡センターなんかへ行くより、断然こちら ↓ をオススメします。
小さな命を守る会

ココまで視聴したら、宅でにゃんこ大戦争勃発、肝心の猫ターン見られず残念。

ピースワンコが行っている越境譲渡。
今、殺処分ゼロ運動に伴い増加しています。
ピースワンコの越境譲渡という火の粉



〇 移動時間

猫さまは 越境流出 ご法度。
猫飼いの皆さま、動物病院までの道のりを思い出して頂ければと...マジ移動ヤバイです。

そして、環境の変化が天敵なため、お届け時にストレスMAXになると自動的にライフポイントが点滅します。

なので、1時間ぐらいの距離を譲渡条件にしている場合が大半です。

〇 アフターフォロー

脱走や事故が起きた場合に、迅速に駆けつけ、最大限に助力するため。
往復5時間とかだと難しくなりますので。

動物行政は都道府県ごとに異なります。
地元のセンターや団体から譲り受けるのが安心です。

地域内から保護犬猫を迎えて頂ければ、それが動物愛護啓発にも繋がります。



〇 弱者の未来を横取り

越境譲渡を当たり前のように行っている団体やボランティアは、目の前の命を必死に救っていると思っているかもしれません。

しかし、幸せの切符は数に限りがあります。
こうした活動で、県外のおウチへ送り出した子は、地元で年老いたり、障害を負っている子のチャンスを奪っているのです。

とにかく「保護」して、なんとか「譲渡」すれば、めでたしめでたし なのでしょうか。

やんわり言いますと、止めて頂きたいです。
県外に里親を求めなくてはならない程の頭数を抱えてはいけません。

他県の土壌へ侵略してまでイス取りに参加するのはナゼでしょう。

蛇口を閉めなければエンドレスです。
保護譲渡の前に考えなけばいけないことがあります。



犬はカオスですね。
野犬の収容がある地域で、持て余し県外へ渡しています。
そして、地元のセンターへ手放されたり、逸走し放置されたり。

野犬問題に取り組むのが先決だろうと思います。
そして、この越境譲渡は、殺処分ゼロの弊害のひとつでもあります。

まだ猫に関しては、最低限の暗黙の了解が保たれていますが、決壊するのは時間の問題かもしれません (๑•́́ ﻌ •̀๑)

~関連記事~
ピースワンコのインモラルな譲渡促進
命を搾取し続けるピースワンコ
殺処分ゼロの歪み
どうなる?ピースワンコの犬たち

#ピースワンコ#殺処分ゼロ#多頭飼育崩壊

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殺処分推進派と呼ばれて

2019-02-20 22:40:41 | ノーキルだけでは救われない命
私は、この国の動物たちの現状を一人でも多くの人へ知って欲しいと思っています。

殺処分ゼロ運動は、誤った方向へ進んでいて、このままでは共生社会どころか、人も動物たちも不幸になってしまう…そのことに気づいて頂きたいのです。



日本の保護犬猫の未来を考えるネットワーク
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私たちも保護される犬たちの未来を真剣に考えています。
一部でネットワークは殺処分を推奨団体の集まりと伝聞されていますが大きな誤りです。
ネットワークは1頭でも一匹でもシェルターに収容される犬猫を減らし、シェルターやセンターを必要としない日本の未来を願っています。

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ナゼ「殺処分肯定派」とされてしまうのでしょう。
ナゼ 現場の声に耳も傾けず、上から目線で断定するのでしょう。
■私の動物愛護倫理
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/380c0efb3228150d5dcaa3c5167f9a48

無理なくがボランティア活動を長く続けるコツ。
でも「殺すな」「保護しろ」「命を選ぶな」と理想を押し付けられます。

強いられた保護ボランティアは疲弊しています。
たちまち満杯になる保護施設。
行き届いた世話を受けられない保護動物たち。

多頭飼育崩壊が連鎖的に起きているのです。
なおかつ、この現象に終わりはありません。

それでも、歯を食いしばり SOS を発してはならないのでしょうか。

保護施設を増設したり、譲渡を拡大して殺処分ゼロを装っても、問題は何一つ解決しません。



山路徹氏 Facebook から
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愛護活動をかじって専門家ぶる人ほど、殺処分を容認する人がいます。
それはとても恥ずかしい勘違いで、いかなる理由の前にも、生きてるものを殺してはいけない、ということを肝に命じるべき。
そういう人に限って上から目線なのが呆れてしまいます。
言うまでもありませんが、何人にも命を奪う権利などないんですよ!

人間の都合で犬猫の命を奪うなどもってのほかで、言ってみれば保健所における殺処分は究極の動物虐待に他ならず決して許されることではありません。(重度の病気やケガなどで生きるのが困難な場合は除きます)
殺す行政から生かす行政への転換を求めます。

結論は、こうした価値観を共有できない人々(=殺処分容認派)はブロックしていきますので悪しからず。
いかなる理由があろうとも殺処分容認派の考え方とは議論の余地はありませんから。

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殺処分ゼロのために、容易く遺棄される命がある。
殺処分ゼロのために、生き地獄におかれる命がある。
殺処分ゼロのために、不幸な悲しむ命が増えている。
殺処分ゼロのために、社会から弾き出される人たちがいる。
殺処分ゼロに異議を唱えたら、殺処分推進の烙印を押される。



もしも、今いる犬や猫全頭に「不妊去勢手術」を施したならば、不幸な悲しむ命は減ります。
数年後には殺処分ゼロになるでしょう。

飼い主がいるいないに関わらずです。
ただ生かしていくより、費用もかからないと思います。

頭数制限されたなら、命を選択せずに保護が可能になります。
保護動物を手厚くケア出来るため、幸せになるチャンスが生まれます。
頭数が少なったことにより、皆んなに家族が見つかり愛されるでしょう。

その過程において「処分せざるを得ない命」もあるということです。
その命を生み出したのは、我々人間の責任。
だから、せめてガスではなく安楽殺をと提言しています。

同じ景色を望んでいるはずなのに、残念でなりません。
もう一度、 感情や思い込みにクリーナーをかけてから知って下さい。
そして、考えてみて下さい。

~関連記事~
殺処分ゼロの歪み
殺すな!という前に
How to 殺処分ゼロ
殺処分ゼロの犠牲になる命
危険な殺処分ゼロ

【 ねこてん 公式HP 】

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