ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

ちょっと古いですが、ものまねバトル38に驚愕しました

2006-04-02 14:07:56 | 映画&テレビ
 3月22日にやってた「ものまねバトル38」を見て、驚愕しました。
 38って言うくらいだから前からずっとやっていたのかもしれませんが、今まで全く接点がありませんでした。前田健さんの荒川選手ネタを番宣で見て、オンエアを見たのですが、はっきり言って、驚き、感動しました。いわゆる「ものまね」という芸に取り組む若手エンターテイナーの意識の高さと芸のレベルに敬意を表したいと思いました。この分野あまり詳しくないんですが、ここまでのレベルにあるんですねえ。
 「ものまね」の世界の芸の進歩の著しさに加えて感じたのは世代交代の進行です。コロッケの芸をぜんぜん面白いと思いませんでした。この世界をずっと引っ張ってきて巨匠とも呼ぶべき彼ですが、うかうかしてると過去の人になってしまうな、と強く感じました。
 私がここまで感動した若手エンターテイナーたちのものまね芸ですが、ちょっと分析してみましょう。声や姿などの外見が似ているのはもう当たり前。加えてネタの切り口の新鮮さ。前田健さん(今回初めて知りました。そもそもどういう人ですか?)の荒川選手ネタとか。更に、コンテンツまで似せてくるIQの高さと深みですよね。もともとタモリの芸なんかはこの線でしたけど。小泉総理や大木こだまひびきがいかにもこういうこと言うよなあ、と納得させられます。
 いやー、日本の若手芸人恐るべしって思い、とっても誇らしく思いました。コロッケとか旧世代の巨匠の方々、ちょっとやばいですよ。

3ヶ月ぶりにブログ更新を復活したのですが、その大きな理由のひとつが、この話を書きたかったことでした。
 

荒川と村主の見え方の差、残酷なり!やはりオリンピックはこうも違うんだ

2006-04-02 13:44:17 | スポーツ
 同じようにがんばってきた二人なのに、オリンピック金と世界選手権銀の差、こうも違うもんかと、改めてオリンピックのインパクトの強さを痛感しました。
 荒川選手といえば、今までは愛想が悪いイメージで、オトコ問題が報道されたりどちらかといえば善玉ミキティをいじめる悪役といったキャラだったのに、オリンピック1勝ですべてがドラスティックに変わってしまいましたね。
 私も、いやなやつ、というイメージを持っていたのに、オリンピックで勝ったときは祝福の気持ちで泣けてきたし、よくよく見れば気さくでちょっと天然系でかわいいじゃないか、なんて思ったりして、すっかりファンになりました。
 勝てば官軍、といえばそれまでですが、オリンピックで勝つということはこうもその人の人生を大きく変えてしまうもんなんですね。しかも女子フィギュアだしねえ。女子マラソンで勝つと同等以上のインパクトがあります。
 大きく明暗を分けたのが村主選手ですよね。世界選手権で自己最高の2位、しかもオリンピックの好成績に続いて!ものすごい快挙なのに、誰も騒がない、見たいな感じがあります。かわいそうだと思いますが、やはりオリンピック1勝には世界選手権100勝もかなわないみたいなとらえかたになってしまうんですね。国を代表する重さといえばそれまでですが、日本人の世界的にみても異常とも思えるオリンピック好きという事情もあるようです。
 オリンピックの取材クルーとしてタレントや芸人やがわんさと押しかけて大騒ぎしているのを他の国がしろく見ていたという話を聞きました。こういうのって日本だけなんですってね。
 ちょっと話が変わりますが、選手にしてみたら現場に普段絶対会えないようなアイドルやスターがうようよいて、そういう人たちがちやほやしてくれるという環境ができる中で、勝負に向けて集中したり気合いを入れたりって絶対できないんじゃないでしょうか?好きなあのタレントと記念写真撮れて、オリンピックにこれてよかった、以上、て感じになっても攻められないのでは。でもそれじゃ絶対困りますけど。税金で行ってるんだしね。
 

民主党、執行部総退陣で自滅、いよいよ末期状態

2006-04-02 13:18:45 | 政治&社会
 マル3ヶ月ぶりに復活します。相変わらず仕事が忙しく、前みたいに必ず自作イラストをつけるわけには行きませんし、更新頻度もあまり高くないかもしれませんが、せっかく続けていたのに全くやめてしまうのはもったいないと思って、書けるときに書こうというユルいスタンスでいきます。
 
 ということで表題ですが、ここでも総選挙のときなどしばしば書きましたが、2大政党制が発展するのは日本のためにすごくいいことなので、今のところ自民に対抗できる可能性があるとしたら民主党ぐらいしかないと、とても期待したし、前原代表も応援していたのですが、今回のことで、あらゆる意味において民主党の実力のなさがモロにでてしまいましたね。
 将来を担える可能性のある前原氏は野田氏をつぶしてしまって、まさに自滅ですよね。もちろん前原氏自身の自滅でもありますが。
 結局、とっくに賞味期限を過ぎた古い政治家たちと、経験不足のおこちゃま政治家の結束のない集団、という本質が国民に改めてばれちゃいました。私も、まさかここまでお粗末とは思いませんでした。
 これから民主党の未来は、自民と連合するとかしないとほとんどないと思いますが、自民に合流するグループが出たりして分裂するのじゃないでしょうか。
 いずれにしても、2大政党制の一翼、なんてことを言うのは百万年早いですね。
 だいたい、今回の執行部総退陣とあのおこちゃま議員の辞任も、結局は国民不在であのいかさま師の証人喚問をどうしても避けたいということで出てきた結論じゃないんですか?喚問でべらべらしゃべられたらやばいことがもっとでてきて党が持たない、という判断があったのではないですか?(この判断、正しかったと思いますが)
自民党のお家芸のような密室政治ぶりで、この点は自民党政治を見事に継承しましたね。
 これで、民主党脱落、少なくともあと10年くらいは自民党の中で政治全体が動いてゆくでしょうね。
 小泉さんを支持してるし、その後はやはり安倍さんがいいとは思ってますが、健全かつ強力な野党をもてないわれわれはホント不幸だと思います。