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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議百物語 7話目 「写真のお告げ」

2008-04-07 16:46:13 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

相変わらず100物語のアップを続けております。
今回の話は、非常にその頃ばっちりなタイミングで現れた、「誰の目にも明らかな現象」でした。他にもありましたが、補足でお話いたします。


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写真には色々不可思議なことが映ります。

ある家族旅行のあと、出来上がった写真を見ていたら、なんか妙な写真がありました。

私は、炭酸系の飲み物が苦手で、昔からコーラ等はコップに移して、かき混ぜて炭酸を逃してから飲むくせがあります。つまり、炭酸系の飲み物を出先の自動販売機で買うことはめったにないということです。

しかし、その写真の私は赤い缶をもって移っています。

「へぇ、こんときは、コーラ飲んでいたのか。」

と、それでも妙に納得すると、横で父親が言いました。

「何いってんだ、あそこでは、高原牛乳を飲んだんだぞ。うまかったじゃないか。」

「えっ?でも、お父さん、写真にはコーラが写っているから、コーラ飲んだんだとおもうけど。」

父親は、変な顔をして、写真を覗きました。

「あれ?あの高原牛乳はお父さんがお前に買ってやったんだぞ、ねぇ、お母さん。」

父親は、お勝手にいる母親を呼びました。

「また、朋が変な事を言っているの?どれ見せてご覧。」

母親はやってきて写真を見ました。

「あら、コーラかしらね。コーラなんて飲まないのに。」

母親はしげしげと写真を眺めました。

「あの高山のところの写真でしょ、みんなで牛乳を飲んだはずよ。お前ずるしたの?」

「違うよ。」

母親は、首を横にふる私を見て、もう一度写真を見直しました。





・・・・・・・・「あら、違うわ。これ、高原牛乳の瓶があかくうつっているのよ。」

「えっ?」

そういわれれば、その持った左手の先全部が赤く写っていました。

私は、あわてて他の写真も見てみました。全部、そこで撮った写真には、赤くなった牛乳瓶を持っている私が写っているのです。

「光りの加減にしては、みんな、赤いのはおかしいね。」

と、私が言うと、父親は黙り込んでしまいました。





・・・・・・・・・・・・・・・・それから、数カ月もたたない頃のことです。
渋谷で路上にヒールがはさまり、私は近くの電柱を抱きかかえるようにして倒れ、電柱の釘で、左の手首ざーっと半周切ってしまったのです。
骨まで見えるほど深い傷を負いました。


その写真は、まだ何もせず実家においてあります。

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みんな缶が赤く写って、どれも間違えるような写真でした。
こういうのが心霊写真っていうんでしょうか。

tomo

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