濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

マッサンとマツコ

2015年02月19日 | ひとりごと・・

大黒ベイブリッジから「真っ白な富士山」を眺め、京浜工業地帯から
立ち上る白煙もほぼ垂直に立ち昇っていた
今日は久しぶりに快晴!風もなく穏やかな一日が始まった

昨日、天気予報は思った通り!?「ハズレ」、今回も雪は降ることなく、
念のために履いて出かけたスノーシューズは役にたたず・・・・

さて、いま視聴率で群を抜いているのがNHK朝ドラの「マッサン」
そして、マツコが出演する番組らしい

マッサンは実在の人物であること。日本初のウイスキー作り、
なにより、当時としては珍しい国際結婚だったということ

また、イマイチ人気がでない大河との大きな差は、
「子供時代から長々とやらない」ということ・・・だとか

マツコもほぼ毎日のようにテレビで目にする
最近、彼がオジサンではなく、オバサンに見えるのが不思議・・・

ところで、いまから遡ること12年前の2003年
先日結婚を発表した中越典子ちゃんは、NHK朝の顔として抜擢された
彼女がヒロインを務めたのが「こころ」(2003年3月31日~)

こころでは、彼女は、浅草のうなぎ屋の娘という役を演じたが、
佐賀県出身の彼女が“下町っ子”演じるため、密かに修業をしていた

典ちゃんが“修業”したのは、ドラマと同じ浅草にある老舗うなぎ店「色川」
文久元年(1861年)の創業、150年以上の歴史を持つ浅草の名店
オイラのブログにもたびたび登場するあの「色川」である

2002年8月、ヒロインに決まった典ちゃんは、同年10月、修業のため、
スタッフに付き添われて色川にやってきた

事前に大将から「お前○日は暇だろう!ちょっと店にこい!」という指令を受け、
その理由も明かされないまま店に着くと、そこには初々しい典ちゃんがいた

大将から典ちゃんを紹介され、「彼女がNHKでヒロインをやるらしいよ、
下町のうなぎやの娘に相応しい立ち振る舞いを君が教えてやれ!」

もちろん、彼女とは初対面、名前も初めて聞くし、テレビでも見たことがない
しかし、オイラの第一印象は“素直で可愛い子”とくに笑顔が素敵だった!

ということで、特別な指導!?はしていないが、典ちゃんにお酌をしてもらったり、
料理を出してもらったりと、傍から見ればただの客と店員そのもの
そのうち、不思議と違和感もなくなり、つい、
「典ちゃん!お酒おかわり!」と、オイラも上機嫌だった

これじゃ修行にならないと思ったオイラ、
「典ちゃん!ぬか漬けをちょうだい!」
オーダーした直後、大将を見たら「やり過ぎじゃねーか」という顔をしてたね・・

すると大将、追い打ちをかけるように、
「おーい、ぬか漬けをとったらぬかをかきまわしておくんだぞっー」って、
そんなこんなで約4~5時間ほど実地訓練をしていった

そのとき、スタッフとして同行していたのがドラマ制作担当の梶原登城さん
彼も典ちゃんと同じ九州の出身、気さくで腰の低い好青年だった
その後、ドラマが始まり、渋谷のNHKスタジオに招いていただいた

そこで、典ちゃん、そして登城さんと再会することができた
すでに、「こころ」人気は始まっており、放送直後から典ちゃん人気は急上昇!
すでに“一躍時の人”になっていた

それからも、度々、登城さんとは色川でご一緒する機会があり、酒を酌み交わした
しかし、オイラも九州、そして横浜、さらに北海道へ異動となるなど、すっかり
ご無沙汰していたが、その間、登城さんはドラマの演出家として大出世!していた

龍馬伝、あまちゃん、そして、今回のマッサンも隔週で演出を手がけている
すでに中年の域!?に達したであろう彼に逢ってみたい・・・

色川の大将が逝ってからまもなく1年が経つ・・・
大将を通じていろんな人との出会いがあった
あらためて大将に感謝!

雷門の「色川」は、いまも女将さんと娘さんが伝統の味をしっかり守っている

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