濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

秋海棠と曼珠沙華

2016年09月09日 | ひとりごと・・

見ようによっては、関取衆の“シコ名”にも見えるが、秋海棠(シュウカイドウ)と、
曼珠沙華(マンジュシャゲ・別名「彼岸花」)は季節の花の名前である

1週間ほど前、休暇で、富士山麓の「白糸の滝」を訪れた
すると、滝つぼ近くに秋海棠の群生を見つけた。これまで、鉢植えでしか見たことがなく、
緑のなかに突如!出現した鮮やかな“西瓜(スイカ)色”に圧倒!!されてしまった

秋海棠西瓜の色に咲きにけり  芭蕉

ピンク色した秋海棠を、芭蕉は“西瓜色”と表現している
なるほど・・・西瓜の季節は終わってしまったが、夏の記憶がまだ脳裏に残っている頃、
この花に西瓜の色をみている芭蕉の感性が素晴らしい

日本の伝統色に照らし合わせれば、鴇色(ときいろ)に近いというひともいるが、
いまや天然記念物となってしまった鴇(トキ)よりも、西瓜の方がより身近で分り易い!
また、西瓜にも濃淡があるが、秋海棠もつぼみの部分は濃く、開いた花びらは薄め



さらには、ピンクの花の中央には、和菓子の「黄色しぐれ」のようなボンボン状の小さな
“満月”を宿す。早いもので来週は「中秋の名月」、秋海棠はその名に相応しく、
秋を代表する花であり、淋しくなっていく秋の大地にハッとするような華やぎがある



そして、曼珠沙華はオイラにとって記憶に残る「花」のひとつだ
ちょうど10年前の今頃・・・福岡転勤の内示を受け、住まい探しに福岡へと向かった
あらかじめ、幾つかの物件を紹介してもらい、さらに数か所を絞り込んでいた

最初に向かったのが香椎(福岡市東区)のマンションだった
官幣大社「香椎宮」の真裏にあたり、名水百選「不老水」まで徒歩3分!!
当時、マンションの周りは田圃、そのあぜ道に色鮮やかな曼珠沙華が咲いていた



そんな環境に一目惚れ!!あとの物件はすべてキャンセル!!
香椎の物件に“即決”したオイラだった。住めば都という諺があるが、オイラの場合、
住む前から“都”だったし、香椎は、住んでも“都”だった。本当に香椎はよかった



その香椎といえば、きのう、NHKで放送された「ファミリーヒストリー」は財津和夫さん
オイラ世代にとって財津さんといえば一世を風靡した“チューリップ”の財津さんであり、
財津さんは香椎の秘密基地近くにある「香椎高校」のOBだ

いつも話がそれるが、香椎といえば曼珠沙華、そして、なぜか?財津さんを思い出す・・・

今回の「ファミリーヒストリー」を見逃した!!というひとに朗報がある
来週水曜の深夜(正確には木曜)午前0時15分から再放送があるのでお見逃しなく

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