濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

彼岸花

2015年09月30日 | ひとりごと・・

2006年10月、オイラは人事異動で東京本社から九州支店(博多)へ転勤、
会社が借り入れてくれた社宅は東区の香椎にあり、そこで2年間過ごした

近くには日本名水100選の「不老水」が湧いており、また、天皇家所縁の
官幣大社「香椎宮」、また、禅宗の始祖である栄西上人と関わりが深い、
日本最古の禅寺と云われる「報恩寺」など、すべて徒歩5分圏内!

こうした環境から、社宅の周りには手付かずの自然が沢山残されており、
特に印象的だったのは裏の田圃に咲く彼岸花の群生だった



それまで、根岸の杜でも見かけたことはあるが、群生は初めて
赴任直後でもあり、いまでもあの光景はしっかりと目に焼き付いている

さて、彼岸花はなんとも不思議な植物で、葉が茂るのはなぜか冬の間だけ
春には葉を枯らして、夏の間は地下茎の状態で過ごし、地上から完全に消える
そして、秋口になると突然!茎をのばして、赤い炎のような花をつける



また、昔から、畦道やお墓の近くに咲いていることから、地獄花とも呼ばれるが、
球根には毒性があるため、モグラの侵入を防ぐために植えられたという



さらに、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という異名もある
その所以は、サンスクリット語で「天上の花」という意が込められており、
おめでたいことが起こる兆しに天から舞い降りる!というありがたい花だ



いずれにしても、この世のものではないような摩訶不思議な妖気を感じる花で、
開花期は十日余りと短く、この花が枯れるころには肌寒くなる
そして、本格的な秋がやってくる

彼岸花は咲き始めたが、オイラの悲願(ベイの優勝!)は今年も成就とはならず
ヤクルトの優勝!そして、CSを経て日本一になることを祈念します・・・

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