濱の与太郎

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冬に咲く石蕗の花

2016年12月01日 | ひとりごと・・
1年の最後の月である12月。その始まりは「冷たい雨」
また、12月を「師走」といい、その由来として「師が走る」説が一般的である
師が走るの「師」とは、学校の先生のこと。暮れは先生も走るほど忙しい!

そう思い込んで現在に至っているが、どうやらそれは大きな間違いだった
奈良時代の書物には「⒓月」と書いて「しはす」という読みがながふってある
つまり、奈良時代の人は12月を「しわす」と読んでいたということになる

さらに、国語辞典を開いて師走の意味を調べてみると・・・
「師走というのは当て字である。」というふうに書かれている
このように、誰かの意図で12月が「師走」になってしまった

しかし、先生が忙しく走り回るほど忙しいから「師走」
それが当て字だとしても、これを思いついたひとのセンスは素晴らしい!!
なんとも暮れの慌ただしさを上手く表現した言葉だと感心してしまう

さて、景色が枯れ色に変わり、花の少ないこの季節である
そんななか、ツヤツヤとした緑の葉と黄色の花が目に飛び込んでくる
我が家の玄関先にも咲いている石蕗(つわぶき)だ



日本原産種で、本来のきゃらぶきとは、この「石蕗」の葉柄を佃煮にしたもの
古来から、葉には抗菌作用があり、腫れ物や湿疹、火傷の民間薬とされてきた

雨ふればふるほどに石蕗の花(山頭火)

石蕗の花は「初冬の季語」で、時雨(しぐれ)とともに詠まれることも多い
寒い日陰に咲く鮮やかな黄色は、寒さが厳しいときでも暖かさを感じさせてくる
東京の冷たい雨・・・・どうやら午前中までとのこと


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