多趣味人間の雑記帳

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ラストのグループF

2010-06-13 21:51:33 | 2010WC
W杯の結果の方に関してはまた後々書いていくとして、ひとまずグループ展望を終わらせようと思います。

最後のグループFは大トリにふさわしいスペイン代表、そしてスイス、チリ、ホンジュラスからなります。
まずスペインですが、グループで躓くことはまずないと思われます。
イニエスタの状態が気がかりですが、それでも代役にはセスクが控えている以上グループでの戦いは盤石と言えそうです。
今回はサプライズというべき選手が多く、ペドロとハビマルティネスは初招集、V.バルデスもついに招集がかかり(出場は無いものの招集経験あり)
FWでもコンフェデ杯以降代表から遠ざかっていたジョレンテが第3FWとして代表入りしました。
優勝候補筆頭とはいえ、やはり長年課題となってきたベスト8の壁を乗り越えられるかどうかは注目です。
順当に行けばイタリアですが今ひとつ元気が無い印象で、EURO2008で同じく準々決勝で破った相手ということもあり、
番狂わせがあるにしても脅威は少なく、ここの突破には大きな期待が出来そうです。

それに次いで2位を争うことになる中で最も有力候補となるのはスイスでしょうか。
各ポジションにバランス良く好タレントが配されており、
バルネッタ、ベーラミ、センデロスら黄金世代と呼ばれる質の高い選手が揃っており、
特にバルネッタとベーラミにインレルも加わる中盤のクォリティも申し分ありません。
大きな怪我人もいない上、選手のほとんどは所属するクラブで充実したシーズンを過ごしている点も心強いです。
インレルはEURO2008以降ビッグクラブの注目株となっており、このインレルをはじめ
スイス代表の選手がW杯での活躍によってビッグクラブへ移籍するかどうかにも注目です。

スイスに対抗するのはチリで、3-4-3という独特なスタイルが売りのチームです。
チーム全体として小柄なもののスピーディーなサッカーが持ち味で、
クラシックな10番タイプのマティアス フェルナンデスが攻撃のタクトを振るなど、
時代と逆行するかのような古き良き南米スタイルのチームと言えます。
前線からのプレスを基本とする守備、テクニカルでスピーディーな攻撃は
スペイン代表のそれとも類似するものがあり、この両者の戦いには大会でも屈指の好カードとなるかもしれません。

最後にホンジュラスですが、パラシオスやトーマスなどプレミアで充実したシーズンを送った選手もおり、
快足が売りのスアソを軸に繰り出されるカウンターには要注意です。
とはいえやはり全体のクォリティとしては物足りないうえ選手の平均年齢も高く、
1勝を目指すというのが現実的な目標となりそうです。

突破予想はスペインとスイス、チリのサッカーは魅力的とはいえそれだけで勝てないのもまた現実。
スイスには肉体派の選手も多く、そのフィジカルの差に屈するのではないでしょうか。


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