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社長ノート

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日本経済新聞

2015-01-28 11:16:26 | 日記

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【社会】

災害復旧作業をツイッターで速報 群馬の建設業者「行政と情報共有」
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2015年1月24日 夕刊


ツイッター向けの除雪作業の現場写真を確認する群馬県建設業協会の職員=23日、前橋市で
写真
 大雪による道路の除雪など、自然災害の復旧作業を建設業者が写真や動画を撮影し、短文投稿サイトのツイッターで発信する取り組みが群馬県で始まっている。リアルタイムで状況を伝えられる利点を生かし、行政と情報を共有して復旧を早める効果を狙う。
 運用が始まったのは昨年十二月で、群馬県建設業協会が、災害情報の共有システム「ぐんケン見張るくん」を立ち上げた。協会の会員約三百四十社の作業員らが、除雪や道路のパトロール中に撮影した写真や動画をアップ、協会が選別してツイッターに投稿する仕組みだ。道路を管理する市町村や国土交通省も閲覧でき、現場に指示を出すことも可能だ。
 こうしたシステムが生まれたきっかけは関東甲信などを襲った昨年二月の大雪だった。前橋市の積雪は観測史上最多の七三センチを記録、雪で立ち往生する車もあり交通網はまひした。その際、市町村からの要請で復旧作業に当たる建設業協会員らがツイッターに投稿した除雪作業の写真が「安心した」「情報発信はすばらしい」といった反響があり好評だったという。
 協会は以前から衛星利用測位システム(GPS)機能付きの携帯電話を使い、同様の災害情報を行政に伝えていた。ツイッターの効果を受け、ぐんケン見張るくんを立ち上げた。昨年の大雪時に比べ、投稿に必要な手続きをシステム上で簡略化、素早く情報発信できる仕組みに改善した。
 建設業協会の青柳剛会長は「災害対応能力のある建設業者によって、確度の高い情報を発信していきたい」と話す。


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