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マルタ日記

感謝な出来事。聖書からのみことば。
思いのまま吹く風と共にきらきら輝くキリストの花嫁の日々

いかなごの釘煮

2008-03-20 | 日々の出来事
今週、神戸の実家と友人から神戸の季節のもの「いかなごの釘煮」が届きました。毎年送ってくれる母と友人に感謝です。これが届くと「ああ春だな」と思うのです。実際、私の育った町垂水の下町は、この季節いかなごを炊く香りで充満していたのです。
と、昨日の祈祷会のメッセージに中にも関西の風物詩として釘煮が登場したので、ちょっと調べたところ!なんと!垂水が発祥の地だったのです!あぁ知らなんだ。

いかなごの店 魚友にその由来とか書いてあります。なんと釘煮という名前も垂水漁協が命名したそうな。
垂水観光推進協議会にもいかなご特集が!いかなごGO!GO!という歌もあるらしい私が住んでたころはそんなに盛り上がってなかったような。確かに各家庭では普通に炊いて食べてたけど。これも町を盛り上げようと言う策なのでしょうし、ネットの普及で今まで知らなかった他の地方の方々が目をとめだしたのでしょう。あぁすごい。垂水駅にはいかなごのモニュメントもあるそうな!へぇ。大体、その垂水駅も私が生活していたころとは全く違っているのが少し寂しいくらい。実家も西区に引っ越したので、垂水駅周辺に行ったのは友人宅に遊びに行った5年位前のことかな。あ・・・、しばし郷愁にひたってしまった。


毎年送ってくれる母が、今年が最後今年が最後と言いつつ送ってれる。最後と言うのは、母の都合と言うより、いかなごが手に入りにくくなっているそうな。震災や明石架橋のせいとか、いろいろ理由があるようですが。ネットの普及でたくさんの人が買うようになったとかもあるかも。
いかなごは一年の内2週間ほどしか獲れない。そして1日1日大きくなっていくので(小さいのが結構人気)、そのころになるといかなごを炊く主婦たちは気が気でないのだ。しかも、入荷した店には行列ができているらしく、手に入れるのも一苦労らしい。
たしかに、母は少し前はこちらでみんなと分けなさいと大きな缶で送ってくれていたが、最近はチョット小さめ。
さらに、地球温暖化のせいかいかなご解禁日もだんだん早くなっているそうな。

あぁ、そんないかなご、ありがたくいただきます