一度ホテルに戻り、シャワーを浴びてから、フラメンコを観に行きました。
暗くなったアルバイシンの迷路を歩きます。
ほとんど人は歩いていませんでした。
トボトボと寂しく歩いていたら、右側が妙に明るく感じたので、右を向くと、照明で照らされたアルハンブラ宮殿が山向こうの闇夜に浮かび上がっていました。
これがグラナダのフラメンコです!
(テーブルの上に置いたカメラで撮影)
(携帯で撮影)
生で見たのは初めてです。
燃えあがる情熱の如き踊り、熱き魂の叫びのような歌声!そして、五臓六腑と脳天に快く染み渡るギターの音
なんだか、衝撃的でした。
わが心臓にガツン!ときました。
すげぇ~!!!
(テーブルの上に置いたカメラで撮影)
踊り手は彫の深い顔立ちでしたから、このアルバイシン地区に多く住むジプシーのロマ族の人たちだったかもしれません。
--- ロマ ---(ウィキペディアより抜粋)
ロマ(Roma)は、ジプシーと呼ばれてきた集団のうちの主に北インドのロマニ系に由来し中東欧に居住する移動型民族である。移動生活者、放浪者とみなされることが多いが、現代では定住生活をする者も多い。ジプシーと呼ばれてきた集団が単一の民族であるとするステレオタイプは18世紀後半に作られたものであり、ロマでない集団との関係は不明である。
スペインではマドリードの郊外ロスフォスコスがロマの集住地域となっており、38家族、約200人のロマのバラックが立ち並んでいる。このロスフォスコスは麻薬の売人や泥棒の巣窟と目されている。このバラックは、別の地区への移転が計画されたこともあるが、移転先からの猛反対で計画は頓挫した。
政府の発表によると、麻薬密売の70パーセントはロマによるものである。
スペイン国民の26パーセントがロマに悪感情を持っているとの統計もある。
(中略)
スペイン
1991年にはアンダルシア地方のマンチャレアルでロマによる殺人事件をきっかけにロマ追放運動が発生。暴徒化したデモ隊がロマの家7軒を襲撃し、家財道具を通りに投げ出して家を破壊する事件が起きた。
このとき、マンチャレアルでは「自分の子をロマの子と一緒に勉強させない運動」「ロマの子を登校させない運動」が起きている。
------以上、ウィキペディアより
(携帯で撮影)
男性のフラメンコもありましたが、正直、自分には強烈な魅力を感じませんでしたので動画は撮りませんでした。
踊りの技は素晴らしいのですが・・・
ジプシーでフラメンコというと「心に影をもち、激しく恋に燃えるが心変わりしやすく、男にとっては危険な女」というオペラのカルメンが思い浮かびます。
カルメンというのは誰かに聞いたかと思うんですが、スペインではごくありふれた普通の名前らしいです。
フランスの作家プロスペル・メリメという人が1845年に
小説『カルメン』、副題「ジプシーの血に狂う悪の花」…人種的偏見小説!じゃね?
を発表し、その後、それをもとにしてビゼーがオペラ(1874年初演)にしたらしいです。
さらには、それをまたまたもとにして多くの映画が作られたりしました。
実は、この翌日アルハンブラ宮殿に行くバスの中でカルメンらしい衣装を着て、カスタネットをもった女の子をみかけました。
(翌日のアルハンブラバスの中で)
彼女は母親に「カルメン、カルメン!」と言って騒いでましたから、カルメンは一般的に魅力ある女性と思われているのでしょう。
『差別と魅力』
スペイン人の中にそんな感情が同時に存在する不思議さを感じてしまいます。
スーパーのある通り
(本当はこの時、辺りは真っ暗なんですが、目一杯、画像処理して明るくしてみました。
最近のデジタル画像処理技術は凄いですね。)
帰りがけに小さなスーパーがあったので、缶ビール2本を買ってホテルに戻りました。
バルで満腹ではありましたが、フラメンコに酔い興奮した心がビールを欲していたんですね。
おかげで、その日はグッスリと眠れました。
(つづく)
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
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暗くなったアルバイシンの迷路を歩きます。
ほとんど人は歩いていませんでした。
トボトボと寂しく歩いていたら、右側が妙に明るく感じたので、右を向くと、照明で照らされたアルハンブラ宮殿が山向こうの闇夜に浮かび上がっていました。
これがグラナダのフラメンコです!
(テーブルの上に置いたカメラで撮影)
(携帯で撮影)
生で見たのは初めてです。
燃えあがる情熱の如き踊り、熱き魂の叫びのような歌声!そして、五臓六腑と脳天に快く染み渡るギターの音
なんだか、衝撃的でした。
わが心臓にガツン!ときました。
すげぇ~!!!
(テーブルの上に置いたカメラで撮影)
踊り手は彫の深い顔立ちでしたから、このアルバイシン地区に多く住むジプシーのロマ族の人たちだったかもしれません。
--- ロマ ---(ウィキペディアより抜粋)
ロマ(Roma)は、ジプシーと呼ばれてきた集団のうちの主に北インドのロマニ系に由来し中東欧に居住する移動型民族である。移動生活者、放浪者とみなされることが多いが、現代では定住生活をする者も多い。ジプシーと呼ばれてきた集団が単一の民族であるとするステレオタイプは18世紀後半に作られたものであり、ロマでない集団との関係は不明である。
スペインではマドリードの郊外ロスフォスコスがロマの集住地域となっており、38家族、約200人のロマのバラックが立ち並んでいる。このロスフォスコスは麻薬の売人や泥棒の巣窟と目されている。このバラックは、別の地区への移転が計画されたこともあるが、移転先からの猛反対で計画は頓挫した。
政府の発表によると、麻薬密売の70パーセントはロマによるものである。
スペイン国民の26パーセントがロマに悪感情を持っているとの統計もある。
(中略)
スペイン
1991年にはアンダルシア地方のマンチャレアルでロマによる殺人事件をきっかけにロマ追放運動が発生。暴徒化したデモ隊がロマの家7軒を襲撃し、家財道具を通りに投げ出して家を破壊する事件が起きた。
このとき、マンチャレアルでは「自分の子をロマの子と一緒に勉強させない運動」「ロマの子を登校させない運動」が起きている。
------以上、ウィキペディアより
(携帯で撮影)
男性のフラメンコもありましたが、正直、自分には強烈な魅力を感じませんでしたので動画は撮りませんでした。
踊りの技は素晴らしいのですが・・・
ジプシーでフラメンコというと「心に影をもち、激しく恋に燃えるが心変わりしやすく、男にとっては危険な女」というオペラのカルメンが思い浮かびます。
カルメンというのは誰かに聞いたかと思うんですが、スペインではごくありふれた普通の名前らしいです。
フランスの作家プロスペル・メリメという人が1845年に
小説『カルメン』、副題「ジプシーの血に狂う悪の花」…人種的偏見小説!じゃね?
を発表し、その後、それをもとにしてビゼーがオペラ(1874年初演)にしたらしいです。
さらには、それをまたまたもとにして多くの映画が作られたりしました。
実は、この翌日アルハンブラ宮殿に行くバスの中でカルメンらしい衣装を着て、カスタネットをもった女の子をみかけました。
(翌日のアルハンブラバスの中で)
彼女は母親に「カルメン、カルメン!」と言って騒いでましたから、カルメンは一般的に魅力ある女性と思われているのでしょう。
『差別と魅力』
スペイン人の中にそんな感情が同時に存在する不思議さを感じてしまいます。
スーパーのある通り
(本当はこの時、辺りは真っ暗なんですが、目一杯、画像処理して明るくしてみました。
最近のデジタル画像処理技術は凄いですね。)
帰りがけに小さなスーパーがあったので、缶ビール2本を買ってホテルに戻りました。
バルで満腹ではありましたが、フラメンコに酔い興奮した心がビールを欲していたんですね。
おかげで、その日はグッスリと眠れました。
(つづく)
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