送り盆『船っこ流し』

午前中までの雨も上がり送り盆の行事船っこ流しは無事に終わりました。 被災者をいたむ黙祷もありいつもの年とは違った船っこ流しには14艇の船っこが、そろいなかなか壮観でした。
その中には町内の人々に担がれた手作りの船っこから台車に引かれた大型のけんらん豪華な船っことさまざまなでした。
川に入るなり横倒しになり観客よりがんばれの声援に必死に船っこを立て直そうとする姿には笑っちゃいました。
夕ぐれに燃えあがる船っこにこの震災で亡くなられた多くの方々の霊が安らかに召されますように願いました。

銀狼王

銀狼王
熊谷達也
集英社
狼と年老いた猟師が壮絶な戦いを繰り広げられるその頃日本の国家が江戸から明治に大きくかわり近代化に進む時代がそこにありました。
その一方では蝦夷は未開の地、開拓の歴史が始まり先住民アイヌとのかかわりを通して狩猟で生活をたてきた猟師も年をとり衰えていきます。
そこにめっきり少なくなった狼それもとても大きな幻の狼の話しをアイヌの古老から聞き出し猟師としての本能が目覚め死力を尽くし追いつめて行くことになります。