Natu*ralScrapナチュラルスクラップ(旧)

スクラップブッキング教室・イベントのご案内

6インチを陸前高田市へ・・・。

2012年01月02日 02時24分12秒 | 被災地支援
洗浄会にお邪魔してから、いろいろなことを考えました。

実は同じ時期に、中澤千寿子先生が避難所の閉鎖とともに、6インチ台紙の受け入れ先がなくなってしまったとブログで報告されておられました。
また受け入れ先が見つかったらお知らせくださるそうですが、震災から9カ月という時間を感じて、どうしてもっと早く、震災直後からでも6インチ支援をできなかったのだろうと落ち込みました。

洗浄スタッフ、現地スタッフの皆さんの手をわずらわせないお手伝いの方法。
6インチの台紙ではなく、今後はポケットアルバムに差し込めるようなカードを作ったほうがいいのか?等々、考えました。

りす会さんから申し出のあった写真洗浄のお手伝いについては、私は行くつもりでいたところ、休日にこれ以上家を空けることに家族の理解が得られず、へこんだりしました。

生徒の皆さんも、ほとんどの方が小さいお子さんを抱えているママさんなので、1日フルの洗浄ボランティアというのは難しいかもしれません。
できたら、育児の間に作れるようなもの=やはりスクラップブッキングでお手伝いができたらと思いました。

リス会のDさんにその旨をお伝えしたところ、陸前高田市の現場(洗浄したアルバムを集めて写真を探しに来られた方に見ていただく会場)に私たちの6インチ支援の台紙の画像をメールで送ってくださって、受け入れてくださるか、聞いて下さいました。

すると、被災した写真を台紙に貼ることは、時間や手間を考えると難しいが、会場に置いて、アルバムを探しに来られた方に「ご自由にお持ち帰りください」と持って帰っていただくことはできるかもしれないので、一度送ってみてください。とお返事がありました。

そこで、「ご自由にお持ち帰り下さい」の立て札と、写真を入れた6インチのサンプルと台紙、そして手紙を添えて、リス会さんが年末に洗浄したアルバムを陸前高田市に送るときに一緒に送っていただきました。



Dさんは、立て札を置く場所がなかったときに壁にかけられるように、金具を取り付けてくださいました。

生徒のみなさんと一生懸命につくった台紙。
見つかった写真はもちろんですが、これから撮られる写真を飾るのにも使っていただけたらいいなと思いました。

そしてみなさんのこれからの生活の中で、私たちの作ったスクラップブッキングの台紙がちょっとした彩りになることができたら・・。
それが私たちの幸せです。

それから、もうひとつご報告があるのですが、私が送料として考えていたお金を、リス会さんの送料の足しにしていただきたいと思い、教室のみなさんからの支援金としてお渡ししました。

Dさんは、年末年始に仙台に帰省されるそうで、その時に陸前高田市にも行かれるご予定だそうです。
帰っていらっしゃったら、また現地の様子をお聞きしてみようと思っています。

そしてリス会山口支部さんでは、1月も3回ほど、「あらいぐま作戦」写真洗浄会を開催されます。
ブログでスタッフを募集されていますので、もし、ご興味のある方がおられたら、ぜひ問い合わせていただけたらと思います。

リス会山口支部ブログ リンク↓
http://yamaraiguma.blog.fc2.com/

ボランティアだけでなく、物資(ノートパソコンやCD-ROM)や、今回のように支援金というサポートの方法もあるそうです。
これもきっと「ご縁」だと思います。
私もなんらかの形をまた考えて、一緒に支援を続けて行けたらと思います。

以上、本当に遅くなってしまったのですが、6インチ支援の台紙のご報告とさせていただきます。
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました♪。


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