旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

最南端 in 下北沢

2010-02-20 12:06:08 | 最南端・設置 協力店!
最南端は静岡、愛知、長野、東京を中心に置かせてもらっている。
このあいだ東京の下北沢にあるTARO’S BARというお店に最南端を持っていって
くれた7G Walkの仲間から連絡があって好評だから2号目も送ってほしいと言ってもらえた。

自分が作ったものに反応があることは僕としてはとても嬉しい。
ただ、2号目はこの檻のような四角い国にとって酒が持つ意味を北山さんの視点をヒントに書いたので、酒を取り扱っているBARでは不愉快に思うだろうと送れなかった。

僕は酒をやめてから4年目になる。
それまでは記憶が無くなるほど、気が付けば殴られて鼻血で服が赤く染まるほど狂ったように酒を飲んでいた。

はっきり言ってしまえば僕は、酒を否定してる人間だ。
だけど、それをそのまま最南端に載せる気はない。
縄文の時代にも酒は存在していたんだし、否定したところで酒は無くならないのだろう。
ただ、縄文時代の酒と現代の酒が持つ意味は全く違うということだけは
読んで知ってもらえればと思っている。

それはマリファナと酒ぐらい違うものだったんじゃないのかと。

マリファナについて「あードラッグね」とか「ヒッピーみたいな奴らが吸うもの」って言葉で終わってしまう。
吸っている人間も「こんなところで話すことじゃない」なんて決まり文句。
どちらの言葉も僕は正直どうでも良くて、どうしてマリファナが違法で酒が合法なのかについて少しも考えないで酒を飲んでマリファナを否定する人や、マリファナを吸って酒を飲んでいる人のほうがよっぽど頭がイカレてる気がするな~。