月謝のトラブル
かつて私自身が楽器メーカーの講師をしていたときに、言われたことですが。
音楽教室の先生はサービス業です。
決められたレッスン時間を1分早く終わって、
苦情を受けても、それはこちらの落ち度です。
きっちりとした対応、納得の出来るレッスンをして下さいという戒めだと思います。
順調に物事が進んでいるときは、先生は音楽の楽しみ方のお手伝いをする、
サービス業と徹してレッスンできますが、
長年していますと、やはりへこむことも出てきます。
レッスン回数と月謝のトラブルです。
トラブル回避の為に、新規入会時にしおりをお渡しして内容を指差し確認しながら、
説明するようになってから、問題は随分と少なくなりました。
一生懸命励んで練習しているため、レッスン回数が少し増えたのは、
うれしいサービスですが、
休みがちなレッスンで、結果として月1回しかこれなかったとき、
1回しか来ていないのに、1か月分お願いすると苦情までは言われませんが、
けげんなお顔に出会うことがあります。
1回分頂けば済むことなのでしょうが、
欠席の連絡を頂かないまま、時間をあけて待っていることがほとんどなので、
そんな時、サービス業と思うのはつらいですね。
時間の切り売りをしているわけではありません。
さまざまな思いをもってレッスンをしています。
来られる方も、せっかく習うのですから、
「レッスンにいくぞ~」と熱い思いを持っていただきたいですね。
めぐり合ってここにお邪魔しました。
私は2月から金曜日と土曜日の午後から音楽教室のパート(バイト?)をしています。
受付他いろいろな雑用です。
私も講師方々ってストレス溜まるだろうなって見ています。何の為にレッスンに来ているのかそして毎回母親が同じ”コメント”をしているのには笑ってしまいます。「ほんとに練習しなくて」で、前回とちっとも変わり映えしないことにそれでも優しく接していますね。