NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

9月のギャラリー/四畳半 OTA MOKKO 寄木細工展

2021-09-09 06:10:10 | 2021シーズン
9月はギャラリー、四畳半ともにOTA MOKKO(太田木工)さんの寄木細工展を開催しています。

OTA MOKKOさんは小田原箱根で活動する木工職人の若手の会「いぶき会」の中心メンバーです。
「いぶき会」が結成される以前にも、小田原箱根の伝統工芸である寄木細工を若手から盛り立てていこうと雑木囃子というユニットを作ったりと、いわゆる作家として良いものを作るだけでなく、攻めの姿勢で積極的に情報発信をしてきた方です。
太田さんらの活動によって、昔から箱根土産の定番だった寄木細工が、この10年ほどで若いセンスを取り込んで様変わりしてきたことを我々も実感しています。

最初に太田さんの作品に出会ったのは小田原で毎年開催されている「木のクラフトコンペ」だったと思います。
明るい色合いと美しいR(アール:角の曲線)で縁取られたフォルムに目を奪われました。
実家の旅館の売店にも常に並んでいて頭に刷り込まれていた「箱根寄木細工」という物への固定観念がガツンと吹っ飛ばされた瞬間でした。

NARAYAとも2011年に雑貨店「ならやあん」(初代:現在のカフェキッチンのある建物)をオープンして以来の付き合いになります。
こちらから「是非置かせてください」と言って販売を始めました。
現在はコースター、箸置きなど数展を常時販売しています。

なのでNARAYA CAFEでOTA MOKKO作品がこれだけ揃うのは今だけです!!
購入目的でなくても、今月NARAYAにご来店された方には是非、ギャラリーとショップをぐるっと1周見て回って欲しいです。
寄木細工のもつ美しさ、可能性、新しい息吹を感じてもらえると思います。
これが全部天然の木の色と木目・節などの模様から出されているから驚きです。


最後に作品をぐるっと紹介します。




1F四畳半に入るといきなりアイテム数の多さに圧倒されます
テーブルの配置はミッキーを意識したそうです。(笑)






ミッキーの耳(?)の部分にはコースター、箸置きやボタンなど小さめの作品が所狭しと並べられています。




真ん中のミッキーの顔(?)の部分にはトレーと小皿・ぐい飲みなどがセットされています。
こんな美しい組み合わせで晩酌できたら幸せですね、、、
(お気に入りの組み合わせがあればアレンジしてもらってもOKです)



トレーは様々な形、サイズが選べます









続いて2Fギャラリーコーナーへと上がるとコースター・名刺入れ・小箱・鏡・ボールペンまで、、、、様々な寄木製品が並んでいます。
コースターだけでも何種類もの模様があって迷ってしまいます。




非常に細かい柄の文様。
こちらは額装されていてもはや芸術品です。



今回、通常当店では扱っていない「時計」なども登場しています。

どれも今しか買えないものばかり。
1ヶ月限定でNARAYA に登場してしまった寄木のセレクトショップ。
9月30日までの開催です。

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