すみません、またしても旅ブログです。
今年の夏は、おかげさまでお店の方はとても賑わっています。
震災の影響もあるのでしょうか。
東京から気軽に日帰りできるポジションにある箱根は、この夏、例年以上に観光客が多いように思います。
また企業が土日操業して、木金または月火を休みにしている影響なのか、夏休みに入ると平日と休日の差がほとんどなく連日忙しくしています。
そんなことで、8月のNARAYA CAFEは平日休日問わず常時スタッフ3人体制でシフトを組んでいます。
(こんなことは創業以来はじめてです)
とはいえ、僕とえみ+スタッフ2名(+ときどき助っ人)でやっているので、もうギリギリです。
えみも他のスタッフも疲れが溜まって来ているようで、夏休みの稼ぎ時だし、今月は第4木曜日の定休日を「今月は休まず営業します!!といってやる気を見せようかとも思いましたが、体力回復??を優先していつも通り休むことにしました。
えみと子供たちはこの定休日+その前後を利用して、岐阜県関の実家に帰省する事にしました。
さて、そうなると2日間、単身で休みを過ごす事になります。
独身で勤め人をしていたときは、土日2日間休み・・というのは当たり前でしたが、今となってはこんなチャンスは滅多にない・・・ということで旅立つ計画を立てました。
これを励みにこの夏を乗り切ったと言っても過言ではありません。
ーーーー
前置きはこれくらいで旅ブログです。
旅のルートはどう考えたかというと、また長くなってしまうので、今回はとりあえず行ったところを羅列してみます。
キーワードは
寝台特急サンライズ瀬戸、直島(瀬戸内海に浮かぶアートの島)、松山(道後温泉)、しまなみ海道(サイクリング)
です
火曜日、仕事を終えて、11時過ぎの熱海駅出発のサンライズ瀬戸に乗車
早朝に岡山に到着、まずはNARAYA CAFEをこよなく愛してくれた、故田淵史子さんのお墓へ
ならやんをお供えしました。
そして、宇野からフェリーで瀬戸内に浮かぶアートの島「直島」へ
港へ着くと早速アート、草間彌生さんの「かぼちゃ」がお迎え
港に間近の「直島銭湯」もすごいです
「直島のどこがスゴいか?」と言われたら、街区表示や各店舗の看板、はたまた個人宅の表札にいたるまで、ここまで妥協無くアートにしている、あるいは「アートにしないとダメだよね」という雰囲気を作ってしまっているところがスゴいと思います。
カフェを起業する人も、この5年くらいでだいぶ増えたそうです。
僕が行ったこの日も、平日でしたが、若いカップル、女性グループを中心に賑わっていました。
安藤忠雄設計のものも含む、古民家などを利用したインスタレーション「家プロジェクト」をひととおり見学して、そんな最近起業したカフェのひとつに入ってランチをしました。
その後、瀬戸大橋を渡って坂出から特急に乗り、松山へと向かいました。
松山といえば道後温泉。
まずはひと風呂浴びて、松山在住の友人と飲みました。
友人宅に泊めてもらって、翌日は「しまなみ海道サイクリング」へ
今治のひとつ手前、「波止浜」の駅に降りて
糸山公園のサイクリングステーションに行って、自転車をレンタル
いざ尾道へ向けてスタートです。(距離は約70km)
最初が本コース最長の橋、3連の来島海峡大橋
渡りきると大島。10年ほど前に来たときはここの道の駅で友人と飲んで分かれた思い出の場所です。
次の橋、伯方・大島大橋が見えてきました。
続いて大三島も順調に超えて、美しい斜張橋の多々羅大橋を超えて生口島へと入りました。
広島県に入った!
この島の中心街、瀬戸田は平山郁夫の出身地として有名。
「サイクリストオアシス」なのだそうです。
その後もがんがん進みます。生口橋を通って次の島、因島へ。
この因島が僕にとって思い出の島なんです。
以前、10年ちょっと前の大学院の学生だった頃、四国を坂本龍馬の脱藩ルートに沿って自転車で横断してきたその勢いで、まだ出来て間もないしまなみ海道を自転車で渡ろうと試みました。当時、野宿を重ねて四国を横断してきた身には、どうってことないと思われた70kmの「しまなみ海道」、来島海峡で友人とのんびりしすぎたりして、途中、因島にさしかかるころには日が暮れてしまいました。
尾道の街中で野宿するのも難しかろうと思って、因島のある公園で野宿を決め込んでいたところ、地元のヤンキーのグループと出会い、話の流れでそのうちの1人の家に泊めてもらうことになりました。
理由は「因島(いんとう)はヤンキーが多くて危ないけん、こんなとに寝ちょったらウタレる(専門用語?)で。うちに泊まりに来い」とのことでした。
今回、その出会った公園を探したのですが、10年あまり経って、風景が変わってしまったのか。「ここだ!」とはっきり分かるところはありませんでした。
さて、最後の力を振り絞って因島大橋を通過。
ここまで来ると、もう着いたようなものです。
尾道水道越しに、千光寺公園のあたり(尾道城?)とおぼしきものも見えてきました。
最後は渡し船
ゴールの尾道駅です。
今回のおともは今治市のレンタサイクル(電動アシストはなし)でした。
途中の道の駅など何箇所かにあるサイクリングターミナル(最終は尾道駅前)でも乗り捨てができます。
午前10時頃に今治スタートして、午後4時頃尾道に到着。
途中休憩を含めて70kmを6時間ほどで走破しました。
夜はホテル併設のタイレストランで、尾道水道の夜景を見ながら夕食
(その前にタイマッサージもやってもらってだいぶ体力回復しました)
翌日早朝の新幹線(ひかりレールスター、のぞみ、ひかりと乗り次いで)で戻り、そのまま出勤しました。
ということで、充実のお休み2日間を過ごして参りました。
「あれっ体力回復のための2連休じゃなかったの?」といわれそうですが、お店と自転車は「別腹」です。
お店で疲れたときほど、休みに体を動かしたくなります。
旅病はまたいつ再発するか分かりませんが、ばっちりリフレッシュしたのでしばらく気持ちよくお仕事に専念できそうです。
今年の夏は、おかげさまでお店の方はとても賑わっています。
震災の影響もあるのでしょうか。
東京から気軽に日帰りできるポジションにある箱根は、この夏、例年以上に観光客が多いように思います。
また企業が土日操業して、木金または月火を休みにしている影響なのか、夏休みに入ると平日と休日の差がほとんどなく連日忙しくしています。
そんなことで、8月のNARAYA CAFEは平日休日問わず常時スタッフ3人体制でシフトを組んでいます。
(こんなことは創業以来はじめてです)
とはいえ、僕とえみ+スタッフ2名(+ときどき助っ人)でやっているので、もうギリギリです。
えみも他のスタッフも疲れが溜まって来ているようで、夏休みの稼ぎ時だし、今月は第4木曜日の定休日を「今月は休まず営業します!!といってやる気を見せようかとも思いましたが、体力回復??を優先していつも通り休むことにしました。
えみと子供たちはこの定休日+その前後を利用して、岐阜県関の実家に帰省する事にしました。
さて、そうなると2日間、単身で休みを過ごす事になります。
独身で勤め人をしていたときは、土日2日間休み・・というのは当たり前でしたが、今となってはこんなチャンスは滅多にない・・・ということで旅立つ計画を立てました。
これを励みにこの夏を乗り切ったと言っても過言ではありません。
ーーーー
前置きはこれくらいで旅ブログです。
旅のルートはどう考えたかというと、また長くなってしまうので、今回はとりあえず行ったところを羅列してみます。
キーワードは
寝台特急サンライズ瀬戸、直島(瀬戸内海に浮かぶアートの島)、松山(道後温泉)、しまなみ海道(サイクリング)
です
火曜日、仕事を終えて、11時過ぎの熱海駅出発のサンライズ瀬戸に乗車
早朝に岡山に到着、まずはNARAYA CAFEをこよなく愛してくれた、故田淵史子さんのお墓へ
ならやんをお供えしました。
そして、宇野からフェリーで瀬戸内に浮かぶアートの島「直島」へ
港へ着くと早速アート、草間彌生さんの「かぼちゃ」がお迎え
港に間近の「直島銭湯」もすごいです
「直島のどこがスゴいか?」と言われたら、街区表示や各店舗の看板、はたまた個人宅の表札にいたるまで、ここまで妥協無くアートにしている、あるいは「アートにしないとダメだよね」という雰囲気を作ってしまっているところがスゴいと思います。
カフェを起業する人も、この5年くらいでだいぶ増えたそうです。
僕が行ったこの日も、平日でしたが、若いカップル、女性グループを中心に賑わっていました。
安藤忠雄設計のものも含む、古民家などを利用したインスタレーション「家プロジェクト」をひととおり見学して、そんな最近起業したカフェのひとつに入ってランチをしました。
その後、瀬戸大橋を渡って坂出から特急に乗り、松山へと向かいました。
松山といえば道後温泉。
まずはひと風呂浴びて、松山在住の友人と飲みました。
友人宅に泊めてもらって、翌日は「しまなみ海道サイクリング」へ
今治のひとつ手前、「波止浜」の駅に降りて
糸山公園のサイクリングステーションに行って、自転車をレンタル
いざ尾道へ向けてスタートです。(距離は約70km)
最初が本コース最長の橋、3連の来島海峡大橋
渡りきると大島。10年ほど前に来たときはここの道の駅で友人と飲んで分かれた思い出の場所です。
次の橋、伯方・大島大橋が見えてきました。
続いて大三島も順調に超えて、美しい斜張橋の多々羅大橋を超えて生口島へと入りました。
広島県に入った!
この島の中心街、瀬戸田は平山郁夫の出身地として有名。
「サイクリストオアシス」なのだそうです。
その後もがんがん進みます。生口橋を通って次の島、因島へ。
この因島が僕にとって思い出の島なんです。
以前、10年ちょっと前の大学院の学生だった頃、四国を坂本龍馬の脱藩ルートに沿って自転車で横断してきたその勢いで、まだ出来て間もないしまなみ海道を自転車で渡ろうと試みました。当時、野宿を重ねて四国を横断してきた身には、どうってことないと思われた70kmの「しまなみ海道」、来島海峡で友人とのんびりしすぎたりして、途中、因島にさしかかるころには日が暮れてしまいました。
尾道の街中で野宿するのも難しかろうと思って、因島のある公園で野宿を決め込んでいたところ、地元のヤンキーのグループと出会い、話の流れでそのうちの1人の家に泊めてもらうことになりました。
理由は「因島(いんとう)はヤンキーが多くて危ないけん、こんなとに寝ちょったらウタレる(専門用語?)で。うちに泊まりに来い」とのことでした。
今回、その出会った公園を探したのですが、10年あまり経って、風景が変わってしまったのか。「ここだ!」とはっきり分かるところはありませんでした。
さて、最後の力を振り絞って因島大橋を通過。
ここまで来ると、もう着いたようなものです。
尾道水道越しに、千光寺公園のあたり(尾道城?)とおぼしきものも見えてきました。
最後は渡し船
ゴールの尾道駅です。
今回のおともは今治市のレンタサイクル(電動アシストはなし)でした。
途中の道の駅など何箇所かにあるサイクリングターミナル(最終は尾道駅前)でも乗り捨てができます。
午前10時頃に今治スタートして、午後4時頃尾道に到着。
途中休憩を含めて70kmを6時間ほどで走破しました。
夜はホテル併設のタイレストランで、尾道水道の夜景を見ながら夕食
(その前にタイマッサージもやってもらってだいぶ体力回復しました)
翌日早朝の新幹線(ひかりレールスター、のぞみ、ひかりと乗り次いで)で戻り、そのまま出勤しました。
ということで、充実のお休み2日間を過ごして参りました。
「あれっ体力回復のための2連休じゃなかったの?」といわれそうですが、お店と自転車は「別腹」です。
お店で疲れたときほど、休みに体を動かしたくなります。
旅病はまたいつ再発するか分かりませんが、ばっちりリフレッシュしたのでしばらく気持ちよくお仕事に専念できそうです。
私も入社1年目の夏休みに今治からレンタサイクル走破しましたよ!あの頃は若かった…。
橋もいろいろな種類があるし、どんどん島を渡っていくのがとても楽しかった記憶があります。また行きたいなー。
入社1年目ということは僕も居たよね。
誘ってくれれば・・・なんて、出張中だったかも知れませんね。
確かに若くないとできない距離だね、70km。
次回は島に1泊して家族でゆるゆると行くのも良いかもと思いました。
私も震災後3人乗り自転車を購入しました。蔵王のふもとに建つ息子の幼稚園まで、距離としては遠くないのですが上りばかりで運動不足の私にはキツいです。
しまなみはアップダウンキツいですか?あどぅーさんにキツくないと言われても信用できないところですが。(笑)
私たちも一度行ってみたいなー。レンタルには子供を乗せられるシート付きの自転車などありましたか?
お久しぶりです。
しまなみ、アップダウンきついです。(笑)
橋を渡るために毎回橋脚の高さ(どこも50mくらいはあるのでしょうか)まで坂を登っていかないといけないので、橋の数だけ峠越えをするようなイメージです。
欧米だったらきっと橋脚までエレベータ付けるところだと思うのですが(その方が投資額も少なくて済むと思う)、道路・橋梁土木工事の得意な日本は自転車専用のアプローチが作られています。
子ども乗せ自転車も貸し出ししてました。
例えば来島海峡大橋を行って帰ってくるくらいだったら、楽しく親子サイクリング出来ると思います。
実際、地元民らしき親子も走ってました。
全区間子ども乗せで行くのは、(多分僕も)無理と思うけど、途中何処でも乗り捨て出来るので、一部走ってみても良いかもしれません。