風に吹かれて~撮りある記

身近な自然の撮影
詩・雑文・ペット・簡単料理レシピ等

旅立ち

2015-07-01 09:39:10 | 撮鳥
こんにちは。

今日は雨、今日も雨。

ハウルは嫌いな合羽を着せられて

とぼとぼ朝のお散歩。

濡れるのをあまり気にしません。

でもあとが大変。

びしょ濡れの体をふくのは二人がかり。

すぐ逃げだそうとします。

だから合羽です。

ツバメが低く飛んでいます。

そうだツバメだ。

日曜日に近くのAUショップに行きました。

ここの軒先にツバメが巣を作ってるんです。

2週間ほど前から気がついてはいたんですが、

朝起きると忘れてしまうので。

日中では車や人で良く撮影できないのでね。

もうすぐ巣立ちそうなので朝4時半に

300mmの望遠レンズを付けて出かけました。

歩いて5分。

あれいつもの声が聞こえないな。

のぞいてみたらだれもいません。

しまった、遅かったか。

巣立った後でした。

影も形もなし。

近所にもいる気配はなし。

もうすこし早く来ればよかったな。

残念。

7時ころいつものようにコンビニに新聞を買いに行きました。

途中にAUがあります。

あれれ声がしますね。

見てると5~6羽のツバメたちが旋回しています。

巣の周りや電柱の周りを旋回しています。

まるで巣にお別れを言ってるようです。

何度も何度も旋回してました。

5~6分経ってみんな飛んでいってしまいました。

又来るまでのお別れです。

元気でね。

もちろんカメラは持ってませんでした。

夕方ビールを買いにコンビニに向かいました。

あれれ、また声がするな。

近づいてみました。

巣にツバメがいます。

親が餌を運んでます。

なんで?

思い当たるのは、小ツバメたちはまだ餌を上手に取れないのでは。

巣立ったツバメたちが最初に覚えることは餌をとることです。

死活問題ですからね。

親は夕方まで必至に教えていたんでしょうね。

でもうまくいかなかった。

お腹のすいた小ツバメたちは、

やむなく巣に戻った。

両親は餌をとって与えていた。

そんな状況です。

さっそくカメラを取ってきました。

近くで撮ってると親はきません。

電線の上で待機してます。

道の反対側に移動しました。

歩道とお店のわずかな隙間に立って撮りました。

本当は三脚をもってきて、

ピント位置を固定してレリーズという手押しのシャッターボタンを

押しながら撮るといいのですが、通行の邪魔になるので

できません。

そのせいもあってボケが多いのですが、

雰囲気だけでも。

しかし親は大変ですね。

さらにこれから海を南下しなくてはいけません。

大海原を超えてゆくのです。

全てのツバメがそうではないのですが。

生まれてから日本に来るのもいるそうです。

夏と冬住んでるところが異なるというのが渡り鳥なんですって。

どうも餌の関係らしいです。

ツバメの寿命は約一年半、この間に2~3回の渡りをするそうです。

必ずしも遠くまで行くとは限らないらしいです。

6~7個産卵しますが全部巣立つことはまれなんだそうです。

天敵が多いですからね。

だからこそ巣の場所には気を遣うんでしょうね。

しかし外灯の上ですよ、よく作りましたね。

人間はのぞくだけで何もしませんしね。

渡りは昼にするのだそうです。

自分と太陽の位置関係を基準にして飛んでいるらしいです。

成長になればかなりのスピードで飛行できます、

カラスやとびでは追いきれません。

それでも生存率は13%くらいだそうです。

生存競争は厳しいですね。

天敵からの逃げ方や巣の作り方など学ぶことがたくさんです。

頑張ってね。

昨日見てみたらもうみんないませんでした。

今度こそ旅立ったものと思われます。

また来年ですね。

一日ツバメに振り回されましたが、

なんだか楽しかったです。

ほほえましい光景でしたからね。

雨のせいかあたりが静かです。

すこしひんやりとしますね。

ではまた。


   

   

   

   

   

   

   

   

   
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