一人花見

こんにちは

暑いくらいの昨日でしたね。

初夏の陽気だそうです。

さて昨日は一人花見でした。

元荒川のほとりの桜並木です。

私はここの並木がすきなんです。

特に端にある桜の木。

毎年撮ってますね。

川を覗き込んでる桜の木々たち。

今が盛りです。

平日なこともあって、誰もいません。

ここはひとつ桜の木の下で、

一人花見としゃれこもう。

ビールとから揚げを買ってきました。

好きな桜の木の下に座り込んで、

ひとり花見の始まりです。

３０分ほど歩いた体にはビールがおいしいのなんのって。

けっしてかみさんには言えません。

通りは車の通行が多いので、ちとうるさいのですが、

土手の上は特等席です。

ゆっくりと流れる川面を見ながら、

いろんなことをなんとなく考えました。

仕事のこと、娘のこと、孫のこと

考えると不安が一杯です。

夜勤は疲れます。夏の暑さはかなり厳しそうです。

コンスタントに仕事がもらえるかも心配です。

かといって野良仕事だけでは食べていけません。

しばらくは両立させなくては。

上の娘も自立させなくてはいけません。

どういう方向でどんなきっかけで自立するのか

できるのか、皆目わかりません。

本人の自覚が必要です。

下の娘は大学にいくか、専門学校に行くか

迷ってます。学費の心配があります。

「未来」はとても心配です。

この先不安要素が一杯です。

おかあさんにしっかりしてもらわなければね。

川の流れが声をかけてくれました。

ゆったりいくさ。何とかなるよ。

いままでだって切り抜けてきたんだろ。

流れに身を任せてみなよ。不安がってばかりいないでさ。

応援してくれる人たちもいるじゃないか。

ふうっ。ビールを飲み干してため息をひとつ。

そうだな不安がってても仕方がないな。

元気で仕事をするさ。

可愛い「未来」のためにも。

「僕のそばにおいで

きみをわらわせるから

桜舞う季節数え

きみと歩いていこう」

こんな歌が流行りましたね。

「未来」にささげましょう。

「未来」の手を引いてお散歩したいですね。

いろんなお話をたくさんしてあげたいな。

あれー爺馬鹿になってますね。

思わず照れ笑いです。

川も笑ってます。

桜吹雪も微笑んでます。

花びら浮かべて花見酒と行きたかったんですが、

夜勤の予定なので、ビールにしました。

この並木を独り占めです。

桜の懐に抱かれています。

いい気持ちです。

風も心地よいし、流れもゆったりと。

しばらく楽しんで帰途に着きました。



　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

　　

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