サルスベリの花

こんばんは

雨が降りましたね。

久しぶりに合羽を着ました。

会社に着いたらびしょびしょでした。

小雨なら合羽はやめようとしてたんですが、

けっこう降りました。

まあ午後にはあがりましたね。

そんなわけで外での作業は中止。

中でペンキ塗りの一日でした。

今サルスベリでもめてます。

ちょとしたことなんですが。

実は先日隣のおじさんが、自分家の塀の前を掃いていたんです。

おはようございます。ああおはよう。

かみさんを見送ったときでした。

もういい加減に終わらないかね。

えっなんですか？

その花だよ。

落ちてきて迷惑なんだ。

小さいから掃くのも大変でね。

早く終わってくれないかね。

驚きました。迷惑とは。

たしかに花びらが落ちてます。

南風なのでお隣に飛んで行ってるようです。

でもわずかな量ですし、小さな花なので

それほど目立ちません。

それを一つ一つ見つけては集めてるようです。

まあ自分家の前をきれいにすることは

いいこととは思いますが。

秋になるとお隣の桐の葉が我家に落ちてきます。

いつもすみませんねといってたんです。

今年半分に切ってしまいました。

ええこちらが迷惑だなんて一度も言ってませんよ。

葉っぱが飛んできたり、飛んで行ったりは

当たり前のことだと思ってますから。

おかげで今年は桐の葉は我家に飛んできません。

そしたら、サルスベリの花が迷惑だそうです。

今まで言われたことがありません。

桐の葉のことがあるので我慢してたんでしょうかね。

ああそうですか。としか言えませんでした。

お気に入りの花で近所の方達もきれいだねといってくれてます。

でも花も落ちてしまえば、単なるごみなんですかね。

咲きこぼれた花などは風流の一語ですけどね。

本人にとってはいい迷惑なんですね。

仕方がないので、ハウルの散歩から帰ってきて、

おじさん家の前を掃いてます。

なんか意地ですね。

お向かいのおばさんが見てて、なにしてんの？

いやあ落ちた花などが迷惑だというのでさ。

あらっいやだ。そんなこと言ってるの。

確かにおちてるけど、気にするほどのことはないんじゃあない。

お互い様なんじゃあない。

桐の葉っぱすごいじゃあない。いつも。

今年切ったから落ちてこないんだよ。

だから言ってるのかね。まったくひまなんだから。

やることがないもんだからね。

ほっときなよ。たいしたことじゃあないさ。

でも、かみさんも言われたんだ。

だから朝一番に掃いとけばいいや。

また落ちてるというんじゃあない。

ああおじさんが掃除するのは８時頃だからね。

でもいいよ。何もしなかったわけではないし、

もうすぐ花も終わるよ。

そうだね。仕方ないねぇまったく。

後日、かみさんがごみ出しに行った時、

おじさんが掃除してました。

おはようございます。

ああおはよう。もう終わらないかね。

細かいので捕るのが大変なんだ。

ああすみません。主人が朝掃いてるんですけどね。

知らん顔。

おばさんが出てきて、○○さん花のひとつやふたつ

いいじゃあないの。目くじら立てることでもないんじゃあないの。

無言。

二人ともだまって引き下がったそうです。

私としては我家の花が迷惑だといわれてしまえば

掃除しないわけにはいきません。

でもすべてを掃くのは無理です。

今年もよく咲いたね。ぐらいで流してくれないものでしょうか。

ちなみにおじさん家のおばさんはこの花が好きで、

きれいに咲いたねといつもほめてくれます。

花ぐらいと思う私と、単なるごみとしか捉えない

おじさん。

こんなことで仲たがいする気はありませんので、

毎朝掃除してます。

でもあまりいい気はしないですね。

自分の考えや見方は必ずしも他人とは

同じじゃないんですね。

道路に顔をくっつけるようにして、

花を探してる姿を見るとなんだか哀れです。

もうすこし大きく構えないのかな。

私より１０も上ですから、言えませんけどね。

そのうち、木を切ってくれなんてね。

いいかねないよとおばさんが言ってます。

難しい問題ですよね。

どこにでも転がっていそうな問題です。

朝から話が暗くなってしまいました。

日の出が５時半くらい、日の入りが５時４０分くらいです。

日が落ちるのが早くなりました。

会社帰りはもう真っ暗です。

今日も見沼自然公園の写真です。