奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 佐保川土手の植物と虫

2024-06-21 20:40:49 | 奈良散策
奈良散策 第1186弾


最近、早朝の散歩のほかに、植物調べで出かけることが多く、また、家族と神社やお寺にも行くので、写真が溜まってしまいました。それで、今日は少しまとめて出すことにします。6月7日早朝に佐保川土手で見た植物と虫です。



最初はヒエガエリかな。





これはイヌビエ





これがまだはっきりとは分かりません。もう少し穂が開いたら分かるかもしれません。とりあえず、クサヨシということにしておきます。



これはシロバナサクラタデ



面白い模様だなと思ったら、塀に周期的な隙間が開いていて、そこから光が入ってこんな模様になっていました。



ここから佐保川土手です。これはセイヨウヒキヨモギ



そして、これはモンキチョウ。朝早いとたいがいこんな感じでチョウは止まったままです。



モンシロチョウ



また、モンキチョウ



これはヒメギスの幼虫だと思います。



ネムノキの花が咲き始めていました。





植物調べで岸辺に生えている木も分かるかなと思って撮りました。Googleレンズで調べると、マルバヤナギと出たのですが、丸い托葉が見あたらないので、私は自信がありません。



これはクスダマツメクサ





これはたぶん、カラムシでしょうね。





それに、アカメガシワの雄花です。



これはツバメシジミ



そして、ルリシジミ



この辺から土手から下りて、畑の中の道を歩きました。これはヒルザキツキミソウ



ツバメシジミ



シオカラトンボ



これはスズメノチャヒキかな。





触角がこげ茶と白のまだらなので、たぶん、ミナミアオカメムシ



最後はネズミムギでした。

松阪・伊勢・鳥羽旅行9 斎宮歴史博物館

2024-06-21 16:06:00 | ちょっと足を伸ばして
5月9日から11日まで松阪・伊勢・鳥羽へ旅行に行きました。最終日の11日は斎宮跡に行きました。



斎宮の10分の1模型を見た後、古代伊勢道を通って、斎宮歴史博物館に向かいました。しばらく歩くと斎宮歴史博物館の入り口に着きました。





この奥に斎宮歴史博物館がありました。



その向かい側には塚本2号墳という方墳がありました。





博物館に入ったところです。



展示室は撮影OKだったので撮ってみました。



説明によると、これは屋根に葱の花に似た飾りがあるので、葱華輦(そうかれん)と呼ばれる輿です。天皇が乗る輿には鳳輦と葱華輦があったのですが、通常はこの葱華輦が使われたそうです。斎王もこの葱華輦を使ったと考えられています。





当時の服装でしょうね。上は武官、下は童男の人形です。





これは斎王です。





狛犬がこんなところにいました。Wikipediaによると、平安時代には御簾(みす)や几帳(きちょう)の重しとして使われたということです。



斎王の食事です。



斎宮全体の模型です。かなり広いところですね。





これは斎宮跡からの発掘品です。



大河ドラマの源氏物語に関係する資料が展示されていたのですが、撮影禁止でした。唯一、この屏風だけが撮影可でした。



歴史博物館を出て、今度はいつきのみや歴史体験館に向かいました。途中で見たトチノキです。





この辺りもケリが多いですね。



しばらく歩くと、歴史体験館が見えてきました。右側の建物がそうです。





これが入り口です。ここは平安時代の生活を体験できる施設です。





中を見たところです。



ここにも葱華輦がありました。この輿に乗れるのは、天皇、皇后、斎王に限られていました。でも、ここでは誰でも乗ってみることできます。



当時の遊びです。左側は盤双六、右は貝覆いです。ボランティアの人がいたので、貝覆いのやり方を教えていただきました。



平安装束の試着もできます。但し、十二単などは予約が必要とのことでした。ボランティアの人に斎王についての説明もしていただきました。大変、よく分かりました。これで、5月の松阪・伊勢・鳥羽旅行は終わりました。

松阪・伊勢・鳥羽旅行8 斎宮跡

2024-06-21 15:01:38 | ちょっと足を伸ばして
5月9日から11日まで松阪・伊勢・鳥羽へ旅行に行きました。初日は松坂城跡と本居宣長記念館に行き、二日目は伊勢神宮内宮、倭姫宮と神宮の博物館に行きました。鳥羽のホテルに戻ってからの写真です。



ホテルの窓から見た鳥羽湾です。いっぱい浮かんでいるのはイカダです。





セグロカモメが浮かんでいました。







これはホテルのベランダに来たツバメです。どうやら巣作りの場所を狙っているようです。






翌朝は5時に起きました。朝陽がちょうど出たばかりのところでした。



太陽を拡大してみました。





朝の海はきれいですね。



見ると、トビが止まっていました。





イカダには釣り人がいっぱい乗っていました。釣りのためのイカダだったのですね。



朝の鳥羽湾です。




この日は最終日です。奈良に帰る途中で斎宮跡に寄ってみることにしました。斎宮は天照大神の御杖代として、代々の天皇ごとに伊勢に派遣されていた斎王の御所です。鳥羽駅から近鉄に乗って途中の斎宮駅で降りると着きます。降りたところにこんな看板がありました。







しかし、見渡す限りの広場です。遠くに斎宮と書かれた看板が見えます。その右側には模型の建物がありました。



そこへ近寄ってみてみました。もともと崇神天皇の皇女豊鍬入姫命が宮中に祀られていた天照大神を笠縫邑に祀ったのが斎王の始めとされ、その後、垂仁天皇の皇女倭姫命が各地を巡行して最終的に伊勢の地にたどり着きました。その後、天武天皇のときに正式に制度として確立し、南北朝時代まで続く制度になりました。その斎王の住まいだったところが斎宮だったのですが、場所が分からず「幻の宮」と言われていました。しかし、昭和45年に三重県明和町での発掘で斎宮の場所が明らかになりました。発掘跡から再現したのがこの10分の1模型だそうです。







当時の雰囲気を出そうと、ちょっと低い位置から撮ったりしたのですが、いまいちですね。



ここから斎宮歴史博物館に行ってみることにしました。途中にいたケリです。





この黄色の花はGoogleレンズで調べてみました。キソケイというモクセイ科ジャスミン属の植物のようです。







これはシャクヤクです。





途中、広い道が現れました。ここは古代伊勢道を再現したものだそうです。続きは次に回します。