平成21年度に楢葉中学校を卒業した宇佐見くんの記事が毎日新聞内の希望新聞に掲載されました。
以下、記事を掲載します。
希望新聞:東日本大震災 声・被災者から
◆福島
◇夢は小学校の教師--いわき市の叔父さん宅で生活する県立磐城桜が丘高校2年、宇佐見紳悟さん(17)
「自宅は楢葉町です。転校したくなかったので、両親や兄弟、祖父母と離れ、いわきの叔父さんにお世話になっています。震災後は一度も自宅に戻っていません。高校で地震に遭い、県内の避難所や埼玉県の親類宅を転々としました。離れてみると、住み慣れた自宅は居心地が良かったと改めて感じます。山と田んぼに囲まれた通学路は、一番好きな風景です。地元で仲が良かった友達も散り散りになりました。
古里を離れて1年たち、自宅の間取りや町の風景の記憶があいまいになっていくのが怖いです。普段は部活動や授業で忙しいけど、時々、帰りたいと思ってしまいます。将来の夢は小学校の教師。町に戻って、子どもたちに体験を語っていきたいです。子どもたちの世代が再び原発事故に巻き込まれないように。震災を通して実感した当たり前の生活の大切さを伝えながら、古里に人が戻ってこられるよう、町の復興に貢献したいです」
記事はこちら。
中学時代の宇佐見くんはアナウンサーを目指し放送コンテストにも出場しました。
現在の夢は、小学校の教員となり楢葉町の復興に携わりたいとのこと。
大好きな古里の良さを忘れず、進路実現に向けてがんばってください。
応援しています!
s.sawaide
以下、記事を掲載します。
希望新聞:東日本大震災 声・被災者から
◆福島
◇夢は小学校の教師--いわき市の叔父さん宅で生活する県立磐城桜が丘高校2年、宇佐見紳悟さん(17)
「自宅は楢葉町です。転校したくなかったので、両親や兄弟、祖父母と離れ、いわきの叔父さんにお世話になっています。震災後は一度も自宅に戻っていません。高校で地震に遭い、県内の避難所や埼玉県の親類宅を転々としました。離れてみると、住み慣れた自宅は居心地が良かったと改めて感じます。山と田んぼに囲まれた通学路は、一番好きな風景です。地元で仲が良かった友達も散り散りになりました。
古里を離れて1年たち、自宅の間取りや町の風景の記憶があいまいになっていくのが怖いです。普段は部活動や授業で忙しいけど、時々、帰りたいと思ってしまいます。将来の夢は小学校の教師。町に戻って、子どもたちに体験を語っていきたいです。子どもたちの世代が再び原発事故に巻き込まれないように。震災を通して実感した当たり前の生活の大切さを伝えながら、古里に人が戻ってこられるよう、町の復興に貢献したいです」
記事はこちら。
中学時代の宇佐見くんはアナウンサーを目指し放送コンテストにも出場しました。
現在の夢は、小学校の教員となり楢葉町の復興に携わりたいとのこと。
大好きな古里の良さを忘れず、進路実現に向けてがんばってください。
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