いるま・風の善さん

中高年オジンの趣味と遊びの日記です。

その後の地元発掘現場(水窪遺跡)情報

2014年03月01日 | 市内行事・案内
 2014.1.30付で掲載した縄文中期の住居跡(水窪遺跡:入間市扇町屋)の発掘現場へ行ってみました。
縄文中期の住居跡である水窪遺跡:霞川右岸の宅地造成地の地中から新たな住居跡や多くの土器が確認され、入間市教育委員会による発掘調査が行われています。
先日の大雪でしばらく中断していましたが、雪掻きをしての発掘続行。現場の皆さんは頑張っていました。

(雪の残っている発掘現場)

(住居跡:掘立柱跡や炉の遺構)

(カマド跡)

(土器の発掘状況)


(現場のプレハブに一時保管)
現地の作業は3月初旬で一区切りつけようと、雪の残る現場で最後の発掘作業を行っていました。

入間市博物館展示場には、数年前の1次・2次に発掘された土器が展示されていました。

(水窪遺跡出土土器)

(水窪遺跡出土土器・加曾利EⅡ式)
入間市では、水窪遺跡の近くにも同じような遺跡が確認されています。

(金堀沢Ⅱ遺跡:旧豊岡小学校跡地・現在の丸広百貨店の場所:出土土器)

(坂東山遺跡出土:霞川左岸・文化村住宅付近)

(久保遺跡出土:入間市駅北側)

(久保遺跡出土は勝坂式土器が主体)

この近くの霞川沿い遺跡群は縄文前期~後期(中期が最盛期)の後、弥生時代遺構は急激に無くなり奈良平安時代ごろに少しずつ復活してくるのです。

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2 コメント

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縄文時代ですね!! (流水)
2014-03-02 00:56:15
善 さん

すげーーーーぇ!!
当方では、考えられないくらいです。
縄文にすぐ届くなんて、ビックラです。

出る所には、出るものですね。
只々、驚きです。
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流水さんへ (善さん)
2014-03-02 08:43:24
 入間市の河川(入間川・霞川)周辺の高台には、縄文時代の遺跡が並んでいます。
教育委員会の担当者も一人で発掘作業員のおばさん達に引っ張りだこ、もてていました。(笑い)
でも、縄文後期になると平坦地を求めて人類が移動したようで弥生時代の痕跡はありません。
そしてまた人が住むようになったのは奈良・平安時代になってからでした。(万葉集の イルマジ の歌に出てくる場所もこちらの方です)
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