いるま・風の善さん

中高年オジンの趣味と遊びの日記です。

いるま・歴史散歩(宮寺編その3)

2015年01月30日 | 市内行事・案内
(旧宮寺村の真ん中を流れる不老川ふろうがわ、数年前は日本一汚れた川といわれたが、現在は清流となった) 
 自宅周辺を約1時間、1kgのダンベルを持った早朝散歩は続いています。今回も前回(2014.4.1と15.1.23)の続きです。

 この季節、国道16号から西の方角に富士山がくっきりと見えます。

(国道宮寺交差点からの富士山)
この国道に接して地元では馬鳴(めみょう)様と呼ばれている浄悦山長久寺があり、境内には江戸時代旗本・土屋氏10代の墓石が並べてあります。
(長久寺ちょうきゅうじ本堂)
 土屋氏は寛永2年(1625)、初代土屋利常が徳川氏の旗本に登用され、中野村(現入間市宮寺)を含む570石余りの知行地を拝領した。
正保2年(1645)2代利次が長久寺を建立、寛文4年(1664)に奈良奉行となり大和国平群郡額田部村の知行地も加増された。額田部村の森川重佐衛門より馬鳴(めみょう)大士像を寄進され、これを長久寺に奉納している(入間市教育委員会解説版による)。この馬鳴大士様のお祭りは現在も4月に行われている。

(土屋氏1代~10代の墓石が並ぶ長久寺境内)

 宮寺旧坊村の太子堂に納められている600巻の大般若経は幕末期に奉納されたものであるが、他の古文書と共に市指定の有形文化財となり、今でも坊太子堂大祭には転読供養が行われているということである。

(旧坊村の太子堂)


(宮寺小学校の隣にある清泰寺不動尊)


(狭山丘陵の北辺には県立森の博物館もあります)
森の博物館敷地内、宮寺大日山の石造・大日如来像

(右側石仏の台座に慶安3年1650とあり、石仏に関するものとしては市内最古)

約1時間の散歩はダンベルとデジカメを持ってのんびりと、暖かくなったら自転車を使い少し範囲を広げようかと思っております。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いるま・ぶらり歴史散歩(宮... | トップ | 講演会・講座ダブル聴講(嵐... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

市内行事・案内」カテゴリの最新記事