無題そのさんびゃくにじゅうなな

結局、昨夜というか、今日の深夜というべきか、日を跨いでから、プロレス総選挙は放送された。
そして、結局、全部観てしまった。

内容に関しては、ビギナー向けのラインナップだった印象なので、ゴールデンタイムでの放送がかなわなかったことが、より悔やまれた。

ところで、案の定というか、試合時間のかかりすぎたWＢＣへの批判や、テレビ朝日への批判が、ネット上をそれなりに賑わせていて、それらの意見には頷けるところも、そうでないところもあるのだが、俺が言いたいのはひとつだけ。

プロレスがゴールデンでやることに意義があった。これまでプロレスを毛嫌いしたり、まるで知らない人の目に触れて、一人でも多く、観てみたいと思う人が増えてほしい。それが、体を張って、高レベルの試合をしてくれている選手たちのモチベーションアップにもつながる。報われると、そう思っていたのだ。

結果は残念だった。プロレスはまたもや深夜に追いやられた。

が、視聴率は深夜としては高い五パーセントほどを数えた。もしゴールデンだったなら、どれくらい数字が出たのか。ひょっとしたら二桁いったかもしれない。そんな想像まで出来てしまう。だからこそ、惜しい。

いつか、ゴールデンへ。
夢はかなえるためにある。