碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのにひゃくよんじゅうろく

2016-12-20 13:07:14 | 日々
最近、スマホの電池の減りが早い。何もしなくても、午前中には六割くらいになってしまう。
購入してから、まだ二年経っていないのではと思うが、ようやく少しずつ使いこなしてきた実感を持ち始めたあたりで、電池が限界を迎えるというのは、何だかちょっと空しい。

同じような感覚になるのが、ドラマだ。最近はワンクールないドラマが主流なので、登場人物を深く描き出す前に、ドラマが終わってしまう印象がある。もちろん、面白いドラマは、それでも面白いが、一年やそれ以上続いたドラマが多くあった時代を知っている身としては、この現状は少し寂しくもある。ようやく登場人物たちに愛着が出てきて、ストーリーを追うだけではない楽しみ方が出来つつある頃には終了を迎えるのは、もったいない気がしてならない。

一概に比べるものでもないだろうが、長く使う(観る)からこその味わい、みたいなものが、かつてはあった。
最新のものばかり追いがちな世の中だからこそ、そうでないものがあってもいいのじゃないかと思う。
コメント
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