育苗作業は4月7日あたりから各生産者の施設で始まりました。種籾の1箱当たりの播種量の目安は、乾籾でうるち米は120g、酒造好適米で130~140gです。
播種した籾の上から覆土を行い、育苗器(設定温度28~30℃)に60時間程度入れておくと出芽します。
出芽した苗箱はビニールハウス等の苗床へ並べて管理します。当初の白い芽は苗床へ出してから3~4日間程度で緑化します。その後、約2週間で完成苗となります。
例年ですが、この育苗作業中に低温や強風となる確立が高いので、毎日の天気予報を確認することは欠かせません。