11月30日(日)午後4時より南砺農業会館3階大ホールにおいて、本年度の稲作りの反省と次年度対策に向けて「なんと米推進会議」が開催(参加者約60名)されました。
この会議は、昨年までなんと担い手組織協議会(中西伸一会長)の主催で開催されていましたが、本年度より稲作に関係している直播研究会(早川元雄会長)及びなんと酒造好適米生産組合(林則雄組合長)との合同開催となりました。
砺波農林振興センターの普及員が講師となり、春から調査を行ったデータをもとに、細部にわたっての状況と反省点について説明がありました。本年の状況については、早生の五百万石が登熟期間中の日照不足により登熟歩合が例年よりも低く収量も低下しました。
次年度の対策として、健苗育成、植付本数3~4本/株の確保と植付深さ3cm程度の徹底、田植え1ヵ月後の中干し開始、出穂後20日間の湛水管理、登熟に応じた適期刈取り等が重要であると説明がありました。
参加者は、「なんと美味い米づくり」のために真剣に聞き入っておられました。
JAなんと 松田 栄詞