JAなんと 営農ブログ

JAなんと管内のお米の成長記録の他、営農情報をお伝えします!

2013なんと営農ブログ 3月1日号

2013-03-01 09:38:29 | 日記

前号(2月1日)で、今年は雪が少なくて暖かい。と書いておりましたが、やっぱり2月でした。
4日の立春を過ぎたあたりから連日の寒波が押し寄せ、ようやく数日前から最高気温が10度近くになりました。
富山県では海沿いの平野部に積雪はありませんが、当管内はまだまだ雪景色です。
昔から、一年間に振る雨や雪の量は決まっていると言います。冬の積雪が少ないと、夏に雨が多くなる。
やっぱり冬には雪が降ったほうが良いのでしょう。
よく、雪の降らない地域の農家はどんな気持ちなのかと考えます。こちらでは雪が解けると気ぜわしくなるので雪がまだあるうちは心が落ち着きます。
屋根の雪下ろしをしない程度に雪は必要です。
さて、当地の2月は集落座談会の月です。
国や県から市を経由してきた平成25年度の生産目標面積(水稲を作付できる面積)を各集落へ配分し、今年の営農計画を説明します。
43箇所の集落で行われた集落座談会には大勢の農家に参加いただきました。
この会議を終えると、営農組合や農家は一斉に農作業モードに入っていきます。
品種の確定から、使用する肥料や農薬の選定。育苗の日程までを決定してJAへ計画書や注文書を提出します。
一見、何気ない光景ですが、全国のJAでは農家の資材購入率や米の集荷率が年々下がり、課題となっています。
当JAでは幸い、ともに95%を超える利用をいただいておりますが、「信用は一日で積めないが、失う際は一瞬で」と心掛けないといけません。
私たちは消費者の声を生産者へ伝え、地域一丸で営農計画をまとめ、生産者の一年の成果を価格に転嫁して還元しなければなりません。
さあ、3月です。冬眠を終えてがんばりましょう。