[水稲編]
コシヒカリの直播播種が始まってから、約1か月経過しました。圃場も、写真1の通り苗が筋状になって見えてきました。ここまで、生育すれば移植苗と同様の水管理となっていきます。写真2は、5月3日に苗で植えたコシヒカリの圃場です。写真でもおわかりになるかと思いますが、生育も「種」(写真3)から植えるのと「苗」(写真4)から植えるのでは生育も若干違ってきます。この、違いにより収獲時期が移植に比べて約5日間程度遅くなります。このことで、大規模農家や集落営農では移植と直播を導入することで収獲作業が分散でき、刈り遅れで発生する「胴割米(どうわれまい)」や農家の作業負担が軽減できます。
JAなんと 岡部怜司
写真1 5月1日播種
写真2 5月3日田植え(移植)
写真3 直播の苗の姿
写真4 移植苗の姿
写真1 5月1日播種
写真2 5月3日田植え(移植)
写真3 直播の苗の姿
写真4 移植苗の姿