JAなんと 営農ブログ

JAなんと管内のお米の成長記録の他、営農情報をお伝えします!

2012なんと営農ブログ 9月17日号

2012-09-17 21:58:56 | 日記

 9月5日から始まった主力品種コシヒカリの収穫は、好天に恵まれ約10日間で大半が終了しました。
 例年、9月中旬は秋雨前線が停滞し稲刈り作業が足踏みするものですが、大きく張り出した太平洋高気圧に守られて晴天が続きました。
 ただ、気温も連日30度を超えていたために、平年は1日に3%程度進む登熟歩合も、今年は幾分か早い感じです。そのため農家は胴割れを心配して計画を前倒しして刈り取り作業を進めました。
 当JAは県内屈指のカントリー利用率を誇っており、全量の搬入を義務付けている酒造好適米は当然ですが、作付け品種の60%(約720ha)を占めるコシヒカリも9割近くが持ち込まれます。そのため収穫最盛期には籾を積んだダンプや軽トラックが長い列を作ります。
 農家の皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、県下トップの上位等級比率と、品質の均一化を目指すJAなんとの営農方針にご理解をいただいており感謝です。
 平成24年産米の収量、品質は次号から詳しく報告いたしますが、残す収穫も今月18日からてんこもり、22日から新大正もち、10月上旬には山田錦となりました。
 昨年に比べて作付面積を倍増した山田錦も少し色付き始めました。
 JAなんとでは昨年に続き、取り扱い7品種全てで放射能検査(ヨウ素131、セシウム134、セシウム137)を外部委託します。

2012なんと営農ブログ 9月3日号

2012-09-05 18:16:50 | 日記

 例年にない残暑の厳しさです。
 連日気温が33℃近くまで上昇し、午後からはゲリラ雷雨が襲う日々です。
 そんな中、9月2日で早生の酒造好適米、五百万石の刈り取りがほぼ終了いたしました。
 平均気温が例年に比べ2℃以上高いこともあり、5日程度早回った稲刈りでしたが好天に恵まれ、平場地区から山沿いの地区まで順次、全量がカントリーエレベーターに搬入されました。
 8月17日には刈り取り目合わせ会を開催、
刈り取り開始は21日、

籾の黄化率は80%台といったところです。
 玄米検査はこれからですが、現場の感覚では収量はやや少ないものの、製品歩合は70%台となっており、平年にくらべて約10%高い数値を出しています。
 籾摺りも始まっており、本日が五百万石の初出荷です。
 また、主力品種のコシヒカリも5日程度早回っており、今週末には収穫が始まりそうです。
 毎年、コシヒカリの収穫期は秋雨前線が停滞し、刈り取りが計画通りに進まないことも多く、天気予報との睨めっこが続きます。
 コシヒカリは倒伏に弱い品種ですが、幸い今夏は高温少雨であったために草丈は短めとなり、倒伏した圃場は余り無いため、天気に恵まれれば良い取れ秋になりそうです。