まもなく立冬を迎えるとあって、一雨ごとに秋が深まってきます。今日も朝から雨で気温は10度に届きません。昨年の初雪は山が11月21日、平地は12月9日でした。今年はどんな冬になるのでしょう。
カントリーエレベーターでの籾摺り作業が続いています。
平成24年の富山県産米は新聞報道にもあったように、高温障害や収穫時期のフェーンによる胴割れ等により1等米比率が７０％前後に落ち込む見込みで、全国平均よりも下回っています。
ＪＡなんとにおいては、昨年値よりも悪化したものの現在は以下のようになっております。
平成24年産米1等米比率
コシヒカリで98.3％、特別栽培米コシヒカリ99.7％、てんこもり100%
五百万石100%、雄山錦100%、山田錦100%
新大正もち98.5% （全銘柄平均98.8%）
品質はまずまずの出来となったものの、収量実績は70,000俵を多少越える程度で、昨年に比べ約5,000俵の減少となっています。富山県の最終作況指数は１００（全国１０２）となりましたが、全国での米の供給過剰は20万トンを超える見通しとあって、25年産米の生産調整が気になるところです。
来年の転作地では1ヶ月前に播種した大麦が緑のジュータンを広げています。
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