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フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピン人夫が大好きなイワシの唐揚げとフィリピンの酢

2012年01月25日 20時12分25秒 | フィリピンの食べ物


うちの主人はとにかくカリカリに揚げたものが大好きです。
フィリピンのお米はパサパサ、ボソボソしてるんですが、このお米にスープや酢醤油を絡めてしっとりさせて食べるのがフィリピン風なんですね~。

(ちなみに家の子ども達はそういう食べ方出来ません。)

この小さい魚、タガログ語では「タウィリス」(Tawilis)と言います。
市場に行くと安い値段で沢山買えるんですよ~。1キロで50ペソ(88円)で買える時もあります。

塩をまぶし、小麦粉を絡めて、弱火でず~っと揚げ続けてカリカリにします。なので骨も頭もそもまま食べられます。

酢醤油を適当に作り、そこに刻んだニンニク、赤玉ねぎ、赤唐辛子を入れ、それをご飯と絡めながら頂きます。

イワシは「鰯」って書くんですが魚に弱いという字の通り、新鮮なのを買わないと傷みが早いような気がします。なのでマニラ辺りでは冷凍車もないし、市場もエアコンではないし、人気のある魚ではありません。買って来て家で料理しようと思ったら腐りかけててもう食べられない状態、ってことも多いからかな~。

あ、だから市場でもさっさと売っちゃおうと思って値段を下げるのかも。

バタンガス地方、タガイタイ高原に行くとこのイワシの唐揚げが郷土料理って感じでレストランのメニューに必ず加えられていたりします。そして注文して絶対にハズレがない一品でもあります。

私が買いに行く市場は Cubao にあるファーマースという市場。この市場は私の住むケソン市にあるんですがお昼頃に新鮮な魚が港から到着し、レストランなどもここに買いに来ています。

そしてファーマース市場には最近、韓国人の八百屋が入ったので韓国野菜が手に入るようになりました。エゴマなどもそうなのですが、セリ、大根の葉、ほうれん草などキムチやナムルに使えそうな野菜が売られるようになりました。椎茸やしめじも簡単に手に入るようになりましたよ~。カクテキに使う大きい大根もあります。大根の含め煮にすると本当に美味しいんですよね。

余談ですがフィリピン人はお酢をもの凄く消費します。もしかすると暑さと関係しているのかもしれません。でもフィリピンのスーパーで売られているお酢はシンテティック(Synthetic)、つまり化学的に合成されて作られたお酢で本物のお酢ではありません。じゃあ余ったワインで自分でワイン酢を作ろうか・・と思って調べてみるとワインなどお酒は放っておくとお酢になるのでお酢にならないように酸化を防止する薬品が入れられているそうで無理。

そこでやはり人工的、化学的なものを身体に入れたくないのでメイドさんの田舎でお酢を作ってもらってそれを分けてもらっています。ヴィサヤ地方ではココナツの実から採れた液体で「tuba(トゥバ)」というお酒を造ります。そのお酒を自然に放置しておくとお酢になるのです。このお酢、食べ慣れない人にはちょっと臭みがあるのですが私はもの凄くハマっています。ただ主人はあまり好きじゃないので主人が口にするお酢はオーガニックのお店などで naturally brewed などと書かれた自然のお酢を買っています。

長女の旧正月はやっぱりバレエ仲間と

2012年01月25日 00時54分18秒 | 長女、桜
昨日(月曜日)は「チャイニーズ・ニューイヤー」という国民の祝日でした。
日本で言ったら旧正月ですね~。

2010年の6月、勤めていたバレエカンパニーでパワーハラスメントにあった長女、その当時の彼女の心はずたずたになっていて、体重もどんどん増えて悪循環な毎日でした。
7月1日付けでカンパニーを辞めた時は、もう二度とバレエはしないと言っていたのだけど、2ヶ月後に今の小さなバレエ学校に移って少しずつ心も癒されて来ました。

そして昨日、桜にパワハラをしたゲイの芸術監督のこと「寂しい人だから許せる気がする」と言ったのには驚き。私は許せないけど~。何もなかったからいいけれど、その当時は私には言ってくれなかった彼女の辛い気持ち、本当に今、こうして楽しそうに生きていてくれるのが奇跡のようにさえ感じます。いくら自分が親に愛されなかったからとそれを弱いものにぶつける行為、許されてはいけない筈です。

写真は桜のフェイスブックから無断で拝借~。本当に楽しそうなんですもの。嬉しくなりました。大学の友達よりもバレエで繋がっているお友達が生涯の友達だと言っています。
バレエ仲間とは集まると場所を考えずに踊ってしまうみたい。日本ではそういう事するかしら。素人だけどバレエが好きで好きでたまらない仲間なんですね。



桜の両隣にいるのは前に勤めてたカンパニーで踊っている韓国人のバレリーナさん達。先日、舞台で彼女達を見たんですが、本当に素敵な踊りをするんですよ~。





この韓国人のバレリーナ達も今年の春には韓国に戻るそうで、桜に韓国に遊びに来たら是非家に泊まってね~って言ってるそうです。







あ、これはもしかしたら白鳥の湖の群舞をした時に同じ姿勢でず~っといるので腕が痛くなっちゃう~と言ってた姿勢かしら。






四羽の白鳥の踊りの真似ごと。笑いを堪えているのですがこの後、爆笑しちゃって台無しに~。







足のグラデーションを作ったんですね。失敗写真も一杯載ってて面白かったです。簡単そうに見えるけど実際に同じ間隔で上がって行くのを表現するのって難しそう。






皆で飛び上がってみたり・・






記念撮影して、楽しい旧正月を過ごしたようでした。


二十歳の桜、青春、真っただ中です。