「Ai DeathGUN~古より愛を込めて~」「Ai DeathGUN~愛しき死には花束を~」連休初日に届きました。一気に読みましたよ!
レイジ&ヤシキの友情に乾杯!でした。ど~しても邪推するのは仕方ないとして(笑)
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<あらすじ、というか基本設定? 「Ai DeathGUN~愛しき死には花束を~」より>
200X年。巨大隕石と月が衝突した。
月の破片は地球に舞い降り、世界は、壊れはじめた。
降り注いだ破片には、恐るべき物質がついていた。『ネクタル』というその未知なるタンパク質は、人間たちを次々と侵し、ヒトを不死に変えた。
不死になった者たちは、月の奇跡が生んだ新たなる種・月の女神の子であると自らを『アルテミス』と呼び、古き種であるヒトを滅ぼすために戦争を起こした。・・・・・・大虐殺、アルテミス戦争により、人類は滅亡に追いやられた。が、戦況の中、ひとつの兵器が生まれた。
【デス・ガン】。己の魂を撃ち出し、アルテミスに唯一、勝つことができる救世主の兵器。
戦争は人間の勝利で幕を閉じた。だが、すべてが終わったわけではない。
世界各地で跋扈するアルテミスを撲滅するため、『不死管理委員会』が設立され、その下に『不死管理警察』が作られた。彼らは【デス・ガン】を駆使し、アルテミスと死闘を続けている。
そして、現代2XXX年。
世界はまだ、荒廃と停滞の中にあった。
登場人物は不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課のメンバー。
鷺宮レイジ・・・金のデス・ガンを持つ熱き漢。現場一番乗りがポリシー。
美嬢ヤシキ・・・銀のデス・ガンを持つ冷たき麗人。他人とのコミュニケーションは最低限、レイジにだけは心を許している。
高尾イオタ・・・レイジとヤシキに憧れる新米刑事。職場のマスコット的存在であだ名は「ひよっこ頭」
大澤ムジカ・・・レイジとヤシキの先輩刑事。その美貌と落ち着いた行動の裏にミステリアスな側面も。
カルマル・水沼・シン・・・捜査一課課長。エリートでありながら現場好きな万能男。
レイジとヤシキのデス・ガンはいわば夫婦銃として開発された銃。
二人でひとつの銃弾を共有し、二つの強力な魂を込めて撃つことができるので、通常のデス・ガンでは殺せないアルテミスを消滅させることができる。
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ええと、二人がひとつの銃弾を撃つ、という設定がイマイチよくわからなくて、二人がデス・ガンを撃つ場面は何度も読み返しました。
順序は、ヤシキが銃弾にキスをして魂を込め、ヤシキがレイジのデス・ガンのシリンダーに正面から撃ち込み(コレが微妙なんだな)、その銃弾をレイジがさらに魂込めて撃つ、ということなのでしょうか。
じゃあ、レイジが撃った銃弾は前後(弾丸が先端で雷管が後ろ、が本来ですよね)が逆、になるのかな?っていうかよく暴発しませんね~・・・それはヤシキの腕前?あるいはレイジの受け止め方が上手い?(笑)
そのあたりの詳細は本っ当に些細なコトなのでツッコミいれる必要ない?すみません。
<感想>
一言で言うと「面白かったです」。
詳しく言うと、「まあ、萌えキャラで読んでしまう小説ってトコですか。設定は面白いし、スピーディーな流れも言うこと無し。ただ、申し訳ないけど、これはアニメ向きだと思います。小説にするならもっと掘り下げて描ききってほしい部分が多々見受けられました。読者の想像力によっては退屈してしまうかもしれない。特にヤシキの心理状態の描写、ムジカの妖しさ、シンの計り知れなさなど」。(う~ん、キビシイっ!ごめんなさい)
山下喜光さんのイラスト、すっごく好みです。特に「Ai DeathGUN~古より愛を込めて~」の表紙は大好物。
実はドラマCDも一気に買いました。でもまだ聞いてません~(泣)早く聞きたい~!
CDの豪華は声優陣に期待は高まるばかりです。
ぜひアニメ化検討してほしい・・・。あ、もちろん声優はそのままで!
二人の名セリフは「魂(こころ)が折れたら・・・」「・・・さよならだ」
デス・ガンでアルテミスを倒してつぶやく一言。も~最高っス!