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ふみまま日記

パート主婦(主腐?)・ふみままの日記です。
日々思うことを「つれづれなるままに」書きます。
更新は年に数回です。

やっぱり手塚ゾーンでしょう。

2008-01-23 12:32:55 | 読みました
こないだの日曜の放送でウラタロスに泣かされたふみままです。ウソ泣きじゃありません!
↑↑電王、静岡は1週遅れてます。

ずいぶん長くご無沙汰しました。
またしてもTSUTAYAのレンタル半額で『テニスの王子様』21~39巻を一気にレンタルしました。
まだ1回どおりしか読んでいないのですが・・・ワザの数々が・・・すごいね。
やっぱり一番気になるのは手塚ゾーンです。
そして、あんなに汗や汁が多いのに(爆)さわやか。若いってすばらしい・・・
彼らのテニスへの一途な打ち込み方に感動しました。
そして学生のころ、某先輩が「悔いを残さないプレーをしたいと思ってプレーしたけど、やっぱり負けたら悔いは残るやろ。負けたくないな」と言っていたのを思い出しました。

月曜にBSで劇場版も放送していましたね。面白かったです、ツッコミどころ満載で。
乾汁のものすごい色はアニメではああなるのね(笑)跡部編はまだ見てないので見なくては!

ところでおちび、『テニスのおじさま』じゃなくて『テニスの王子様』ですよ?


手塚部長が中学生って・・・(絶句)

2008-01-16 15:26:58 | 読みました
今さらですが『テニスの王子様』のコミックスをレンタルして読み始めました。まず、20冊。
ただいま15巻を絶賛読破中(?)返却期限は来週月曜日。

で、ふと思ったのですがやっぱり乾×手塚が王道カプ?手塚部長はツンデレ受け?
桃くらいじゃない?まともに攻めって・・・。
あ、海堂くんもいたなあ・・・。アクロバットな彼は誘い受け・・・←うろ覚え(爆)
リョーマはもちろん年下攻めです←私好み。
・・・腐れ目線です、失礼いたしました。

15巻現在までひたすら描かれているこの舞台?は・・・中体連ですか・・・(絶句)インターハイとかだと思

っておりました(^^;
ちょっと待った、じゃあ今40巻(?)くらいまで出ていますよね?
その半分はリョーマ中1の夏の中体連が舞台ってこと?
おいおい・・・引き伸ばし作戦させられてたドラゴンボールも真っ青のスピードじゃないですか←失礼。


ところでそのテニプリ関係のお仕事で眼鏡&和服の置鮎さんがめちゃかっこよかった~。

そして置鮎さんといえばゲーム関係の記事でhm3に緑川さんと一緒に写真載っていましたが・・・
すごくかっこいい!もう・・・見惚れました・・・ヤバかった・・・。
緑川さんきれいになりましたね~。
「きれいになった」という形容で合っているのかどうかは置いといて(笑)中性的なかっこよさみたい

なものを感じました・・・(萌)
立ち読みしただけで申し訳ないのですが・・・目の保養になりましたわ(///▽///)

よしながふみ対談集『あのひとと ここだけの おしゃべり』

2007-11-26 08:46:54 | 読みました
よしながふみ対談集『あのひとと ここだけの おしゃべり』(太田出版)

先日来、「BLとはなにか」「なぜBLなのか」などと答えの出ない疑問を感じて悶々としておりました。
そんな私に従姉妹が薦めてくれた本がこれ。ありがとう!m(_ _)m

さらに昨夜は電話で最近のフジョシについての考察を語り合い、目からうろこがボロボロおちました。
「最近のフジョシ」というのは、・・・最近、というのが難しいのですが私たちの念頭にあるのは・・・年齢的には20代前半くらいまで、BLという商業ベースにのった「やおい」モノを普通の少女マンガの延長として読む、書店で立ち読みするのが恥ずかしくない、という人たちかしら。
そういう人たちは、「=オタク」ではない、私たち「やおい」好き=オタクだったよね。という話をしました。
ところで、ここでいう「オタク」の定義は、掘り下げるか否かです。
ガンダム00を見るためにファーストを見るという姿勢があるか、ということですね。(エヴァを知っていても「林原めぐみさんが演じていたのは髪の長いほう?短いほう?」と聞くことをはばからないひとたち、とも言っていましたが)

他にもイロイロ話して、特に名言だと思ったのは、

  「 フ ジ ョ シ と は 、 火 の 無 い と こ ろ に 煙 を 立 て る も の 」

というひとことでした。いかがでしょう?




 ※※  以下、ネタバレ含みます!!  ※※

昨夜、読み始めたら止まりませんでした。
私は、いわゆる王道の少女マンガってあまり読んでいないので、話題になった作品のほとんどを「これは読んでみたいっ!」と思いました。

対談のお相手は、やまだないとさん、福田里香さん、三浦しをんさん(二回)、こだか和麻さん、羽海野チカさん、志村貴子さん、萩尾望都さん。不勉強な私でも聞いたことのあるメンバーです。

「おお!」と思った言葉に蛍光ペンでラインひきたいほどでした。たとえば・・・。

  やまだ:『風と木の詩』を読んだときに・・・この人(ジルベール)はこんなふうにされるために作られた性別の人だって思ったのね。男の子とか女の子とかじゃないじゃん、なんかあの人。
  よしなが:それを<受>っていうんですよ。男でも女でもないんですよね。<受>っていう性別なの、っていう。
  福田:「性別:ジルベール」とも言われてるけど(笑)

(第一章 やまだないと×福田里香×よしながふみ 「私たちの大好きな少女マンガ」より)

性別が<受>!!そうか、そういう見方もあるのか!そういう見方でいくと・・・ふむふむ。

ほかにも、<攻><受>どちらに感情移入するか、について三浦しをんさんと語っていたり、恋愛より妄想のほうがドーパミンが出る、という話をしたり(笑)
こだかさんとの対談では「絶愛・絆・炎の蜃気楼」がやおいものとの出会いとして三種の神器らしい、という話題が出り。


本当に、これは・・・おもしろいです。「うなずきながら読んだよ」という従姉妹の言葉は真実でした!

さあ、この後は少女マンガを読まなければ。その後、またこの本を読もう!
『風と木の詩』『ポーの一族』『バナナブレッドのプディング』『西洋骨董洋菓子店』『ハチミツとクローバー』『絆』
・・・つまり、コレがオタク入ってるって事ですよね・・・。「読まなくては」と思ってしまう部分が(笑)

『BLEACH』三昧の日々。

2007-10-18 15:35:26 | 読みました
先週火曜日(10日)に、おちびのお友達・レイちゃんのママに1~10巻を借りて読み始めました。
既に30巻まで出ているということで、新しく集める気もなくて、アニメは数回見たけど理解出来ず、半ばあきらめていたのですが、きっかけができました(^^)

・・・ハマったわ…。

日曜(14日)には近くのTSUTAYAへ行って11~29巻までレンタルしてきました。
月曜の夜には読み終わっていました・・・。
さらに昨日(水曜日)にはアニメDVDをレンタルしてきました。
「死神代行編」1・2と「尸魂界編」1・2を選んだのは、復習のためと死神がいっぱい出てくるのが楽しみだから~。
今のところのお気に入りは主人公・黒崎一護。

もちろんコミックスレンタルもDVDレンタルも料金半額だから出来たこと。
ありがとう、TSUTAYA春○店&TSUTAYA○松原店。いいお店です。
(でも早くブッククーポンくださ~い!Tポイント2倍は魅力なので~)

コミックスを読み返し、アニメを見て、・・・幸せかも(爆)

そういえば月曜に郵便局のまえで「るきあ」という名札をつけた幼稚園児を発見。
やっちゃったね・・・
「一護」と名づけた親の気持ちもわかる。
今はおちびに空手を習わせたい・・・←おちび大迷惑だろうな~(苦笑)



『銀魂』 (コミックス)1~3

2007-08-03 21:02:55 | 読みました
『銀魂』アニメ見るよりも原作読みました・・・。

公式サイトはこちら

とりあえず、中古ショップで1~3巻を買いました。面白い~。
少年漫画読むのは久しぶりなんですけどすっごく面白かった~。
ここまで笑えたのは久しぶりでした。続き買いに行かねば!
アニメも見なくては!・・・でもここまでアニメでは描けないですよね・・・


銀さん&桂のコンビが最高~!
エリザベス(巨大ペンギンみたいな生き物)がどうなったのかものすごく気になる~←つまり3巻までの内容はそのあたりまで。

週末は何をしていたか、と言いますと・・・読書。

2007-07-02 19:48:21 | 読みました
週末は何をしていたか、と言いますと・・・読書。



・篁破幻草子シリーズ『あだし野に眠るもの』(結城光流 角川ビーンズ文庫)

・篁破幻草子シリーズ『ちはやぶる神のめざめの』(結城光流 角川ビーンズ文庫)


・『二重螺旋』(吉原理恵子 キャラ文庫)


・『Hybrid Child』(中村春菊 スーパービーボーイコミックス)

このあたりを読んでいました。
篁破幻草子シリーズは、友人Aちゃんに拝借しました。
・・・『しあわせにできる』を全巻譲っていただきました・・・(感謝)
小野篁を主役にした小説、というのが珍しいな~と思いました。
正直に言いますとこの2冊のイラストは・・・ちょっとイメージ違ったかも。
でも3冊目からイメージに合いました。よかった・・・あのままだったら萎えるトコだった・・・(爆)
あ、少年陰陽師書いてる作家さんですね、結城さん。

『二重螺旋』はネットで買いました。・・・中古ショップでも書店でも売っていなくて。
1冊目ということでほんの導入部でしたが・・・辛い・・・真剣に読むと辛いです。
人間の精神って、本当に脆くて・・・。常に紙一重なんですよね、本当はきっと。
でも気づいていないし、気づかないフリしているのかも知れない。

さて、名探偵コナンを見終わったら『彩雲国物語』のビデオ見て感想書きましょうか。
燕青のかっこよさは黒静蘭の前にかすんでしまっているようですが・・・(爆)

『遙かなる時空の中で』1~5巻 

2007-05-25 22:21:36 | 読みました
『遙かなる時空の中で』1~5巻 (水野十子/花とゆめコミックス)

   あの人気ゲーム『遙かなる時空の中で』がマンガで読める!
   普通の女子高生・あかねは突如「京」と呼ばれる異世界に友人とともに引き込まれてしまう。
   実はあかねは京の運命をにぎる龍神の神子(りゅうじんのみこ)であり、
   鬼の手から京を救う使命と、彼女を守る「八葉」(はちよう)と呼ばれる男たちが現れると告げられる。
   鬼の一族との戦いの中で八葉が揃い始めるが、あかねは自らの龍神(白龍)の力に戸惑う。
  

以上が基本設定です。
私はゲームの方を先に知って(プレイしてないけど)面白そう!と思って読み始めたわけですが…。
最近どうも、一人の女の子をイケメン達が支え、守るという設定にイマイチ萌えないことに気づいてしまった…。

っ、感情移入できない…。

『彩雲国物語』も「一人の女の子をイケメン達が支え、守るという設定」は同じなのですが、こちらには甘ったるい恋愛感情が溢れてこないからついていけるのかも。
『遙か』は…登場人物の平均年齢が低いせいか、ど~も、甘いんだよね~。
…はっ!若さの問題?? それとも最近発達しつつあるBL脳細胞のせい?(爆)

気を取り直して、感想ですね、感想。
八葉の皆さんが「守りたい」と思うのには、あかねの明るく素直でやさしい人柄が大きく影響しているようです。
八葉の皆さんに関して言うと、…あらゆる萌え要素が揃っているというところでしょうか。誰か一人には惚れます(きっと)。
私は鷹通にメガネ萌え…(微笑)…そして誰かと誰かをくっつけたくなり(殴)…

醍醐味

2007-05-19 03:03:01 | 読みました
(カテゴリーは「主腐な感じ」のほうがいいのかもしれないですね)

『しあわせにできる』(谷崎泉 著) シャレード文庫

友人に拝借しました。
とっても楽しみだったので、家に帰って玄関でぱらぱらっと読んだら…そのまま30分間、自宅で立ち読み。

これはおもしろいっ!やめられなくなりました。友人Aちゃんありがとうm(_ _)m 
じっくり味わってお返ししますわ(微笑)
「お釣りが来るほど暑苦しい愛が飛び交う本田ラブソティー!」という売り文句通りの展開を期待しつつ…。

実は、BL復帰してから活字で楽しむことがなかったのでそろそろ飢えてきていたみたいです。
もともときっかけはコミックス(某サッカー漫画。双璧のひとつ)と小説(某戦国時代をモチーフにしたオカルト?モノ←読破してないです。四国が大変なことになってたな…)でしたから私のやおい好きはこっちが基本だったわ、と。
この『しあわせにできる』を読み始めるまで自分でも気づかなかったのですが(苦笑)
そうだよ、喘ぎ声聞いてばっかりいる場合じゃないよ!(爆)

さらっと書いていて「やおい」という言葉が久しぶりで笑ってしまった…。
昔は棚に近づくのがちょっと恥ずかしくてこっそり見ていたのですが、最近では「ボーイズラブ」というポップがばんばん出ているので…どうなの?と思います。オープンだなあ。あれっていいのかなあ。内容的には18禁だと思うんだけどなあ。自分が中高生で、この内容読んでいたらたぶん…いろんな意味で人生が変わると思うんだけどなあ。

ところで「裏・ラジオパステルコレクション」はミッドナイトファンタジーなのか…な?
賢雄さんの(寒い)駄洒落のインパクトが強すぎて。あの美声とのギャップも笑えて仕方が無いのですが。

Ai DeathGUN、アニメにな~れ♪

2007-05-01 10:41:54 | 読みました
「Ai DeathGUN~古より愛を込めて~」「Ai DeathGUN~愛しき死には花束を~」連休初日に届きました。一気に読みましたよ!
レイジ&ヤシキの友情に乾杯!でした。ど~しても邪推するのは仕方ないとして(笑)

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<あらすじ、というか基本設定? 「Ai DeathGUN~愛しき死には花束を~」より>

 200X年。巨大隕石と月が衝突した。
 月の破片は地球に舞い降り、世界は、壊れはじめた。
 降り注いだ破片には、恐るべき物質がついていた。『ネクタル』というその未知なるタンパク質は、人間たちを次々と侵し、ヒトを不死に変えた。
 不死になった者たちは、月の奇跡が生んだ新たなる種・月の女神の子であると自らを『アルテミス』と呼び、古き種であるヒトを滅ぼすために戦争を起こした。・・・・・・大虐殺、アルテミス戦争により、人類は滅亡に追いやられた。が、戦況の中、ひとつの兵器が生まれた。
 【デス・ガン】。己の魂を撃ち出し、アルテミスに唯一、勝つことができる救世主の兵器。
 戦争は人間の勝利で幕を閉じた。だが、すべてが終わったわけではない。
世界各地で跋扈するアルテミスを撲滅するため、『不死管理委員会』が設立され、その下に『不死管理警察』が作られた。彼らは【デス・ガン】を駆使し、アルテミスと死闘を続けている。
 そして、現代2XXX年。
 世界はまだ、荒廃と停滞の中にあった。

登場人物は不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課のメンバー。

鷺宮レイジ・・・金のデス・ガンを持つ熱き漢。現場一番乗りがポリシー。
美嬢ヤシキ・・・銀のデス・ガンを持つ冷たき麗人。他人とのコミュニケーションは最低限、レイジにだけは心を許している。
高尾イオタ・・・レイジとヤシキに憧れる新米刑事。職場のマスコット的存在であだ名は「ひよっこ頭」
大澤ムジカ・・・レイジとヤシキの先輩刑事。その美貌と落ち着いた行動の裏にミステリアスな側面も。
カルマル・水沼・シン・・・捜査一課課長。エリートでありながら現場好きな万能男。

レイジとヤシキのデス・ガンはいわば夫婦銃として開発された銃。
二人でひとつの銃弾を共有し、二つの強力な魂を込めて撃つことができるので、通常のデス・ガンでは殺せないアルテミスを消滅させることができる。

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ええと、二人がひとつの銃弾を撃つ、という設定がイマイチよくわからなくて、二人がデス・ガンを撃つ場面は何度も読み返しました。
順序は、ヤシキが銃弾にキスをして魂を込め、ヤシキがレイジのデス・ガンのシリンダーに正面から撃ち込み(コレが微妙なんだな)、その銃弾をレイジがさらに魂込めて撃つ、ということなのでしょうか。
じゃあ、レイジが撃った銃弾は前後(弾丸が先端で雷管が後ろ、が本来ですよね)が逆、になるのかな?っていうかよく暴発しませんね~・・・それはヤシキの腕前?あるいはレイジの受け止め方が上手い?(笑)
そのあたりの詳細は本っ当に些細なコトなのでツッコミいれる必要ない?すみません。

<感想>
一言で言うと「面白かったです」。
詳しく言うと、「まあ、萌えキャラで読んでしまう小説ってトコですか。設定は面白いし、スピーディーな流れも言うこと無し。ただ、申し訳ないけど、これはアニメ向きだと思います。小説にするならもっと掘り下げて描ききってほしい部分が多々見受けられました。読者の想像力によっては退屈してしまうかもしれない。特にヤシキの心理状態の描写、ムジカの妖しさ、シンの計り知れなさなど」。(う~ん、キビシイっ!ごめんなさい)
山下喜光さんのイラスト、すっごく好みです。特に「Ai DeathGUN~古より愛を込めて~」の表紙は大好物。
実はドラマCDも一気に買いました。でもまだ聞いてません~(泣)早く聞きたい~!
CDの豪華は声優陣に期待は高まるばかりです。
ぜひアニメ化検討してほしい・・・。あ、もちろん声優はそのままで!

二人の名セリフは「魂(こころ)が折れたら・・・」「・・・さよならだ」
デス・ガンでアルテミスを倒してつぶやく一言。も~最高っス!

感受性。言葉。迷い。

2007-04-15 21:41:58 | 読みました
この週末。
江國香織「冷静と情熱のあいだ」を読みました。私はこちらのほうが好きです。
辻仁成の方は…なんとなく馴染みがないので。
あ、この作品は映画になりましたね。エンヤの音楽とイタリアの風景(フィレンツェのドゥオモとか路地とか)が印象的でした。
…むしろその印象しかないかも(;^_^A 
私は、江國香織の作品を読むとき、どの作品でも主人公=深津絵里さんでイメージしてしまうのでこの映画のキャストに対する違和感(阿形順正=竹之内豊…濃いよ、濃すぎたよ!)は最後まで拭いきれず、結局江國香織作品のほうがいいや、と割り切ることにしました(笑)それに映画は男性視点(辻仁成作品)からでしたし。
しかし、なぜ、いつでもどの作品でも深津絵里さん?それは自分でもわかりません…(困惑)
とにかく主人公・あおいの落ち込み度、静かな生活、頑固で、怠惰で、流されなくて、まったくもって困ったさんでしたね。
誠実で、フェアな恋人・マーヴが気の毒でした。ナイスガイだったのよ。
誰から見ても幸せな生活を捨てたのはあおいだし、それだけ順正を愛していたのかもしれない。順正との恋に比べたら…だけど…最終的には。
「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを…」ってコトですか!?(失笑)

とにかく彼女のやり場のない感情の波は私に激しく影響し、スーパーへ買い物に行くのも車の運転も、うわの空になりました。
ふ~、あっぶねー(@_@;)


最近頭から離れない言葉があります。思い出すとドキドキします。
声優・三木眞一郎氏の公式サイト「三木派」のブログのなかの一文です。

  はやいのだ、きっとはやいのだ
  このままでは言葉もそれにともなう文化(?)も摩擦で磨り減ってしまうよ

…たぶん三木氏が本来言おうとしている意味以上に受けとめているとおもうのですが。
このブログを初めて読んだのは、三木氏が出演したドラマCDを聞いたことがきっかけでした。
CDに収録された、収録後対談のときの三木氏の話し方とかことばの選び方にも、感じた部分がありました。
ま、いずれにしても2年ほど前の話ですから今さらの感がありますし、私がちゃんと三木氏を意識して聞いた作品はこのCD一枚ですから語る資格あるのか?と不安にもなりますが。

  普段から
  オイラが使いたくない言葉。
  あら~結構でちゃってるのね、がっかり。
  そのワードを使用してしまった理由はわかるのだが、
  そんなもんはどうでもよくて、結果そうやって喋っているのだから駄目さね。

日常使っている言葉に、敏感であるべきですね。難しいけど。
三木氏の文章を読んで、思い出しました。
茨木のり子の詩集に、こんな詩があります。

 「自分の感受性くらい」

  ぱさぱさに乾いてゆく心を
  人のせいにはするな
  みずから水やりを怠っておいて

  気難しくなってきたのを
  友人のせいにはするな
  しなやかさを失ったのはどちらなのか

  苛立つのを
  近親のせいにはするな
  なにもかも下手だったのはわたくし

  初心消えかかるのを
  暮しのせいにはするな
  そもそもが ひよわな志にすぎなかった

  駄目なことの一切を
  時代のせいにはするな
  わずかに光る尊厳の放棄

  自分の感受性くらい
  自分で守れ
  ばかものよ


こうして書きながら、いつも迷っています。
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