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MARS:震源地は院内感染と朝日の記者5人の記事から

2015-06-18 03:50:59 | 日記

韓国の朴大統領の訪米延期から消費経済指標にまで影響が出始めたMARSだが、WHO報告では「コロナウイルス感染拡大について、『(医療施設外での)持続的な伝搬の証拠はない』と述べた」(朝日新聞16日)という。裏を返せば「医療施設での感染が原因」ということで、韓国紙と一致している。サムスンソウル病院が大本と疑われているがサムスンソウル病院は韓国トップクラスの医療施設だ。ここの換気が悪く、MARSを蔓延させ、患者の不注意から1~3次感染を引き起こしたらしい。まだピークかどうかは判断する段階にはないようだ。「院内感染」は先刻ご承知の日本だがまだまだ軽視していないか? 空気伝染の類だけでなく、接触伝染の危険も軽視できない。病院に行ったら頻繁に嗽や手洗いを励行しなけらば危険だ。病院がいくら促しても患者が注意しなければ、蔓延する。医療施設の話ではないのだ。鎌倉の医療機関にしても、トイレがあたかも「野戦病院」のようなお粗末なトイレの病院がある。筆者はこんな病院は避けることにしている。手は出来る限り壁や手すりに触れたくない。ここ数日は朴大統領の支持率大幅低下が報道されており、ソウル市長の立候補も取りざたされている。韓国は抗争が激しい。政治課題は解決より抗争に発展する歴史満載だ。中国も実は安定したんは戦後のことで戦前は軍閥抗争の絶えない分裂国家だった。話が横へずれそうだからこの辺で止めておくことにする。

もう一点気になる記事を目にした。朝日新聞のことだ。「『体にいい』機能性食品、店頭へ 『根拠薄い』不信感も」と言う記事で、記者はーー岡林佐和、宮崎健 小林未来、毛利光輝、編集委員・大村美香 朝日2015年6月17日02時55分だ。編集委員も含めて5人で纏めている。長文の記事ではない。筆者の体験からしてこれは異例だ。メーカーへの配慮からか記事が紛糾した可能性がある。記事にはウラがあることを知って欲しい。「機能性食品が効果が無い」と断言する医者や記者は少ない。恐らく、メーカーへの配慮(メーカーや広告代理店などが即刻、”やんわりと抗議”してくる)からだ。これに係ると何かと煩わしいこと限りない。上司の覚えも悪くなる。「機能性食品は効かない」と発言する勇気ある医者もいる。実はこれが多くの医師の常識なのだ。沈黙を守っている、正面きって発言しないだけなのだ。朝日は記事にしただけでも報道倫理がその程度は残っているということか。これは年々月々衰退しているのが大手メディアの実情だ。

 

  


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