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GGウオッチ4/17㊤:①共産党がキャスティングボード握る時代②GPIFの”運用損隠蔽”は無責任体制

2016-04-17 22:16:17 | 日記


【衆参ダブル 共産党200選挙区擁立見送りで“自公59人敗北” 日刊ゲンダイ2016年3月19日 
  ノーベル賞経済学者が「消費税10%の見送り」を安倍首相に提言し、17日は自民党の稲田政調会長も増税延期解散は「あり得る」と言及。永田町で「衆参ダブル選」ムードが急拡大している。
  だが、安倍の描く「ダブルで衆参圧勝」シナリオは甘い。野党共闘の一環として、共産党は衆院選の小選挙区についても候補者を取り下げる方針で、その数、実に200選挙区。全295選挙区の7割弱で野党統一候補ができれば、自公はガタガタだ。
 「今月上旬の野党5党の幹事長・書記局長会談の場で、共産党が200選挙区で候補者擁立を見送る用意のあることを明らかにした。公式発表になっていないのは、民主党内のハレーションを避けるためではないか。『民共共闘』と騒がれ、自公に攻撃材料を与えてしまう。民主党は表向き共産党との選挙協力に距離を置いていますが、共産党の覚悟は相当のものです。京都3区補選で民主府連は『共産党とは共闘しない』と宣言しましたが、それでも共産党は候補者を立てなかった。衆院選でも同様の行動を取ると思う」(野党関係者)
 共産党が200選挙区で候補者擁立を見送れば、「20~30は容易に結果がひっくり返る」(自民党関係者)というが、2014年衆院選の得票で計算すると、逆転区はそんなもんじゃない。少なく見積もっても59選挙区で野党5党の得票が自公候補を上回っていた(別表参照)。
  北海道、埼玉、東京、愛知など、もともと民主党が強く、共産党も票の多い地域、各県の1区など都市部で逆転現象が起こる。自公は多くが当選2期や3期の若手で、あのゲス議員の妻・金子恵美(新潟4区)も敗北だ。閣僚経験者では、松島みどり元法相(東京14区)や伊藤達也元金融担当相(東京22区)も苦杯をなめることになる。
  5野党の幹事長は15日夜も都内の日本料理屋で会談。「いい関係が築けている」(前出の関係者)という。大量落選覚悟で安倍首相は解散を打てるのか。 】

●共産党がキャスティングボードを握る時代
(GG:共産の基礎票が民進党に回ればどうなるか?計算は易しい。共産党の未だ力量が小さい中での最大に力量を発揮する戦術。共産党が公明党に変ってボードキャスティングを握った?市民運動が共産党を育てた?この記事は分からないところが少なくないが、全般の潮流は押さえている)

●GPIFの”運用損隠蔽”は無責任体制の確立
【年4回の公表を1回に GPIFがもくろむ運用損の“隠蔽”工作 日刊ゲンダイ2016年4月17日
 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、損失隠しに躍起になっている。これまで、運用実績を四半期ごとに年4回発表していたが、通期のみの年1回に減らそうというのだ。
  GPIFは15日、3月10日に行われた運用委員会の議事録をホームページで公開。委員からはこんな声が上がっていたようだ。
 〈長期運用なので、四半期で公表すること自体がそんなに意味があるのか〉〈四半期ごとに公表するのは良いが、『損・得』という出し方はいかがなものか〉〈四半期毎に運用実績の数字を出すのは、損得という意味のない誤解を招くという点で、あまり賛成ではない〉
  2015年度の損失は5兆円に上るとみられ、15年度第3四半期は7・8兆円のマイナスだった。原因は、株式での運用比率を倍増させたことだ。GPIFはどうしても損失を公表したくないのだろう。そんなに運用に自信を持てないでいるのか。
 この日、都内で行われたGPIFへのヒアリングを開催した民進党の山井和則衆院議員はこう言う。
 「国民の年金を預かっているのだから、本来は公表の機会をさらに増やし、透明性を確保するべきでしょう。それを年1回に減らすというのだから、国民をバカにしている。損失の隠蔽以外の何ものでもありません」
  国民の年金を原資にギャンブル――「5兆円負けちゃいました」ではとても済まされない。 】

●役人の逃げ場所は責任を取らないこと
(GG:責任の取り方を議論しないから始まらない。誰かが責任を取らないといけないししっかりした議論が出来ない。役人は責任を取らないのが逃げ場所と本人たちは心得ている)


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