足指の手術の経過もよく、予定どうりの、しかも予定ではギブス装着での退院だったのが、固定だけれ良いという、いい方への変更があったのに、残念ながら、以前は何でも自分で頑張ってやったのに、その気を無くしてしまった実家母。
もう、明日の退院を迎えるのに、未だにトイレにひとりで行けない、行かない状態は、退院後の生活に支障があるので、今日は、よしこバージョンリハビリ=喝を入れに行ってきました。
3年前に、肩の手術をして、そのあと40日の入院。3か月のリハビリの時には、手術後すぐに機械を使って寝たままで足を動かすリハビリがあり、となりの片足ギブスの人ももう片方の動く足に同じ機械で、足を動かしていたので、今回もそんなのがあるんではないかと思っていました。
手術後3日目ぐらいからはリハビリ室での筋トレ(ジムのような)があって、もしかしたら、足の筋力は私よりもあるかもってぐらい、鍛えられたんです。
自分でもすぐから寝巻を朝には平服に着替えてしまって、夜寝るときだけ寝巻と、普段の生活をしなくてはいけない(と入院のしおりに書いてあると言い張って)と、リハビリのない時間には病院内を探険して歩きまわり、それでも時間が余っているからと、病院の外回りを歩いてきてしまったり(外出じゃんね)、時々は家に帰ってしまったり、とこの時は、とにかく動かなくてはいけないと、いつも、ベットは空状態だったんです。
ところが、今回は以前のようなリハビリはなく、ただ、マッサージをして、手をグーパーするぐらいで、まあ、目的は松葉杖が使えるようにだったんですが、結局松葉づえは拒否し、退院直前に歩行器に変更となりました。リハビリ室に行くのにも、車いすを使い、しかも自分で動かるのはしないようにリハビリ室からの迎えがあって、全く自分は動かずに行く状態。
自分でやらないようにというのが、なぜなのかがよくわからないのですが、以前はとにかくよく動けと言われたのに、今回は結局ベットの上で寝ていたのを体を起こすぐらい。そのままの姿勢で、本を読み、食事も椅子に移動もせず、ベットの上でし、トイレもひとりで行かずに、看護師さんに送って行ってもらって、中に入って便器のそばまで車いすをつけてもらって、看護師さんは外に出て、終わると呼んで、すぐ横の手洗いの方に向きを変えてもらい、手洗いが終わると看護師さんが向きを変えて外に出て、ドアを閉めてくれて、ベットに戻り、移乗させてもらうという、超過保護状態。
これは、本人が年をとって意欲を無くしただけではなくて、病院側の考え方が変ったのが大きいと感じました。
たぶん、転倒事故を防ぐためだと思うんですが、以前のスバルタから、この過保護の振れ幅が大きすぎない?
たぶん、手術後、母親のいい方の足が床についたのって、何歩もないと思う。
ベットか車いすの上だからね。右足は挙上したままだから、余計何だけれど、殆どベットの上に乗っていたわけ。
で、リハビリもせいぜいさするぐらいなわけだから、運動は全くしていないわけさ~~。
ただねえ、そればっかりじゃなく、母親の意識以前とは随分変わり、想像力と言うか認知力が退化したのも大きいんだな~~。
今日はそれを非常に感じ、これは、ヘタをすると、せっかく歩けるように手術したのに、逆に寝たきりに移行しかねない事態になるぞと、危機感を覚えました。
長くなるので、→続く~~