曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

セイタカアワダチソウ

2011年10月30日 | 昆虫

今年は寒暖の差が強かったため、杉の花粉も今頃飛んでいるそうで、花粉症のある人は雑草の茂るところには近づかない方が良いとのこと(秋はイネ科の植物が原因でそれほど遠くに飛ばないので近寄らなければいいそう)だけれど、雑草好きの私とすると、そうはいかないのよねえ。

10日ほど前になってしまうけれど、天気が思いがけず回復した日の昼近く。荒れ地に行きたい病、あるいはほっつき歩き病、もしくは野の花会いたい病を発病し、出かけてしまったのでありましたよ。

正直言って、なんだかあちこち行き詰ったような感じがあって、仕事に出ない日にいろいろやらなければいけない事もあったんだけど、鬱々として進まず…、ええい出かけちまえみたいなね(^_-)

 

          

あちこちに勢力を伸ばして、一時花粉症の原因とも言われ、嫌われ者になってしまった感もある、セイタカアワダチソウ。ひどい花粉症の私とすると、避けないといけない植物かと思っていたけれど、秋の花粉症の原因はイネ科の植物のようで、セイダカアワダチソウは濡れ衣を着せられていたのだそう。 今高速道路沿いも黄色い帯が出来ていて、花粉症の原因と聞いていた時には見ただけで、むずむずしてしまったけれど、やはり気のせいって言うこともあるんだよね。今はそんなことはないんだから、現金なものよねえ。

         

こんなところに人面クモ??

          

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 野原には、厳しい現実の世界も

元気に飛び立ったバッタ 次の瞬間クモの糸に引っ掛かり、あっという間にクモがバッタの体の周りをすごい勢いで回りだし、バッタは身動きできなくなってしまった。

        

      

元気なバッタが地面に舞いおりたら写真に撮ろうと待ち構えていた時のことだったので、ものすごい速さのクモの勢いに圧倒され、すぐにはシャッターが切れなかった。そして、最後まで見ることは出来ず、その場を離れた。ほんの2,3分前には力強く飛びはね、そのバネに驚いていたのに、たった1本の糸に絡まっただけで、虜になってしまったのだ。とらわれた後の屍、あるいはまだ動いているのは見たことがあるが、その瞬間を目の当たりにするのは初めてで、生と死、弱肉強食、生き抜くと言うことの厳しさ…

目の前のクモの動きのように、脳裏にそんな言葉がぐるぐる廻った。

すぐそばのシジミチョウ。この蝶ももしかしたら、餌食になるのかもしれない…

ころは丁度昼下がり。昼休みをここで休憩する人の姿や、のんびり散策する姿も見えるんだけど、ちょっと胸のどきどきは続いておりました~~