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終活互助

2021-03-14 16:47:59 | 学び

最近「終活」というフレーズはよくみみにする。自分はまだまだ終活には早いと思っているが、30代40代50代のうちから考えておく必要があるようです。

一般的には、親族等の相続など、準備もなくいきなりお亡くなりになり、手続き上苦労した例が報告された。

実は、ある勉強会に参加した。テーマは「終活互助」である。終活というフレーズはあちこちで聞くことができる。書籍でも多く出ている。しかし、その内容は、エンディングノートなど当事者が今後のことを考えて準備しておく内容が多いようである。

今回の終活互助とは、本人のことはもちろんであるが、生活環境等によりなかなか頼ることのできない子どもや子どものいない方々がどのように人生を閉じていくにあたり、自分でできることと、自分でできないことを友人、専門職等と共有していくかがポイントとなる。更には、新たな関係性を広げ協力していただける緩やかな仲間や仕組みをくり、新たな広がりや関係性を当事者だけでなく家族や親類、地域住民にも理解していただき、新たな取組として進めていこうとするものである。

リバースモーゲージなど、土地や財源的な対応の手段も大切であるが、それ以上に人と人との関係性が重要となる。

一つの例として、老人ホーム等ではなく元気な高齢者のグループリビングが紹介された。若者のシェアハウスのイメージだろうか。

定年による地域デビューではすでに遅く、若いうちから自分に合った多様な関係性の仕組みをつくっていくことである。従来からのご近所同士の繋がりではなく、自分に合った緩やかな関係性が必要である。

都会と中山間地域ではその理解度や取り組みについての格差はある。環境にもよるであろう。ちょっと勉強してみるのもよいかも。