名誉会議(班長会議・班長訓練)の報告をします。
1 日 時 平成18年3月5日(日) 12:30~16:30
2 場 所 春岡コミュニティセンター
3 天 気 晴れ
4 参加者(対象班長・次長)
(1)出席 スカウト3名(オオカミ班班長・次長、ふくろう班次長) 指導者3名 計6名
(2)欠席 スカウト1名(ふくろう班班長)
5 内 容
(1)開会式
(2)班長会議
ア 班集会開催状況
各班長から、前月結果・今月予定が報告された。
イ 進歩・出席状況
各班長から進歩状況の一覧表提出された。バッチの授与は次回隊集会(耐寒キャンプ)において行われる。
(3)班長訓練
耐寒キャンプの開催場所までの往路(定光寺~細野キャンプ場)をコースとするハイキング計画書、野帳を作成した。
(4)開会式
隊長講評
今回は、班長次長クラスの地図とコンパス、ハイキング計画書・野帳等の記入を再度確認した。
野帳なんかできないよぉと、始からあきらめるスカウト…問題外である。
ボーイスカウトの技能なんてたかが知れてる。難しいものなどない。要は、取り組む姿勢があるかないかである。
単線式の略図はなんとかできたが、しかし、記事欄の記述が全くない。これでは悲しい。
一方でこと細かく記述する…こつこつまじめにやってるなぁとは思うが、必ずしも利口とはいえない。こういう生真面目なスカウトに注意するのは正直心苦しい。
2人とも、なぜ今、ハイキングコースの野帳を作成するのかわかっていないのかもしれない。
ハイキング計画時に野帳作成に取り組むのは、それが道に迷わないようあらかじめルートを良く知っておくためのよい分析手段だからである。
そうとわかっていれば、迷いそうな地点こそ詳しく描写し、そうでないところはどんどん省略・省力し、時間や労力を有効活用をするであろう。
地図からはたくさんの情報を読み取ることができるが、必要とする情報は何かを知り、それを取捨選択できる力を付けてほしい。
迷いそうな箇所はどこか…この程度のコースなら君たちの経験からでも十分わかるであろう。
野帳作成を通じて、ルートが空で言えるようになれば完璧である。
君たちは、これからいろいろな問題に直面するだろう。
そのときに大切なのは、『当面する問題の本質を的確に把握して、積極的な情報の収集と適切な取捨選択により、課題の解決策を考える』…これが今回の名誉会議の訓練の本当のテーマです。
わかったかな??
わかっていなかったら、今わかればよい。
今わからなくても、ゆっくり、ちょっとづつがんばればよい…
野帳 http://www.bsy61.jp/GAME/data/13/nocyou-map.pdf
ハイキングやキャンプへの行程を歩きながら、現地で道路の方向や方位、距離、目標物、地形を簡易測量によって測定し、後にその記録から行程や現地の状況が想起できるように簡潔に記録するノートや用紙のこと。なお、今回は、計画時のため地形図から情報を読み取り、記録した。