BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

Do a Good Turn Daily vol1

2005年06月02日 | コラム:日日の善行
『Do a Good Turn Daily vol1』と題して、コラムを連載します。
進歩のヒントやスカウト活動の理解の助けになるような内容にしたいと思います。

…といっても大げさなものではなく、大部分は、スカウト運動の創始者ベーデン-パウエル(B-P)の著作『スカウティング フォア ボーイズ』(SFB)からの引用であります。

SFBはスカウト活動のバイブル的存在ですが
最近は読んだことのないスカウトも少なくないようです。
しかしながら、SFBは、100年近く前の著作でありながら、その本質的内容は、今でも色あせない魅力的な内容でいっぱいです。
SFBには、『良い市民性を教えるための手引書』と副題がついているように
読み深めれば深めるほど、スカウト運動がハイキングやキャンプの教室だったり、単なる慈善団体だったりではないことが分かっていただけると思います。

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『スカウトのモットーは、そなえよつねにであるが、それは自分の義務を果たすための準備が、精神的にも肉体的にもいつでもできているということだ。
 精神的なそなえよつねにとは、いつも命令に従う訓練ができていること、また、起りそうな事故、ありそうな事態をあらかじめ手落ちなく考えて、そのような時に出会ったら、その時にうつべき正しい方法を知っていて、それを実行する心構えがあることだ。
 肉体的なそなえよつねにとは、適切な時に正しい行動が取れるように、強くて敏活に動ける体にしておくこと、また実際に正しい行動をすることだ。』(SFB・ボースカウト日本連盟発行改訂第2版p29)

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 そなえよつねに…隊集会のいつもの物
 スカウトのモットーの「そなえよつねに」とは、いつでもどんなことでもこまらないように、人のためにも自分のためにも準備をしておこうというものです。

 そこで、集会などに持ってくるものは次のとおりとします。
 これらは地震や火事といった防災用具としても役立ちます。
 出かける前と帰ったときには必ず確認することを習慣にしましょう。
 スカウトハンドブックなら77ページです。

□筆記具
 A4レポート用紙、バインダー、鉛筆、けしゴム、定規…黒・赤・青の3色ボールペンと胸ポケットに入る程度のメモ帳はいつも携帯すること。

□コンパス(磁石)
 オリエンテーリング用の物。読図定規等もあるとよい。

□ロープ
 8mm径10m程度を1本は用意しておくこと。両端をほつれないように索端止めをすること。1mごと(1部は10cmごと)に目盛をうっておくとメジャーにもなり便利。

□懐中電灯
 小型のヘッドライトタイプのものが良い。普段の集会は、キーホルダー程度のミニライトでよい。

□号笛
 キーホルダー程度のものでよい。

□ナイフ
 小型のマルチツールが便利。保護者の方の判断で持たせないことも可。

□100円ライター(防水マッチ)
 保護者の方の判断で持たせないことも可

□軍 手
 皮製作業手袋であればなおよい。

□時 計
 時間がわかればよい。アナログ式ならば、磁石がない時でも方角が分かるなど活動には便利。

□救急セット
 イソジン、バンソコウ等最小限のものでよい。

□手 旗

□水 筒
 500mlのペットボトルでよい。中身は水でよい。

□雨 具
 上下セパレートのもの。普段の集会であれば、傘でよい。

□手ぬぐい
 薄手のタオルで可。

□ハンカチ・ハナカミ

□スカウトハンドブック・歌 集
 保護用のビニールカバーを付けておくとよい。

□ソーイングセット
 最小限の針と糸、予備ボタン、安全ピンがあればよい。

□作業帽子
 野球帽でよい。

□お 金
 保護者の方の判断で持たせないことも可