うたかた草子

日々うたかたのように浮かんでは消える想いを思いつくままに
書き綴った日記、いつまで続くやら。。。

euro 2015 winter Barcelona 20151228 2

2016-11-10 07:07:07 | 
こっちはどこまで書いたやら・・・と記憶すらあやふやになってる。
が、やはりヨーロッパ旅行は旅の中でも別格、このままうっちゃって置くわけにはいかない。
一年越しになる前にぼつぼつ進めることにしよう。


*****

贅沢なロケーションでお茶をしたあとグエル公園の予約時間が迫ってきた、タクシーで先ほど戻ってきた
道を戻る。グエル公園は小高い丘の上にあり、車は坂道を登っていく。




ガウディーのスポンサーであったグエルはこの公園のある土地に60戸の宅地を作る予定だったとのこと。
そのための都市デザイン、パブリックスペースの設計がガウディによって行われたとのこと。
その昔はお金持ちのためのお金持ちのエリア、それが時を経て一般ピープルに公開されているとのこと。





カサミラにしてもそうだが、ヨーロッパはやはり貴族社会。
お金持ちがパトロンとなって芸術家が育つ、生まれた時から決められた階級社会だが搾取だけではなく
生み出されるものも当然ある。それが後世への文化と伝統になる。





不思議な空間を作るこの柱の下の広場は昔は市場だったとのこと。
地中海沿岸地域におけるギリシャの植民地がイメージされた空間、見た目だけではなく機能もきちんと備えていたらしく
この広場の地下には大きな貯水槽があったらしい。




山の上エリアのため、公園内はかなりの高低差がある。
空間をぐにゃりとゆがめたこの通路は、自動車と馬車用の大通りの通路と、徒歩用の近道が複雑に絡み合って構成されている。。
それにしても不思議、この構造で柱がよく支えているものだ。




階段を登ると中央広場なる大きな共用スペースとなる広場がある。
ここでこの公園に暮らす人々の憩いの場となっていたのだろう。

見応えたっぷりのこのエリア。
存分に堪能して、次はメインイベントのあの観光スポットを訪れる。